松の内とは何?その意味やその時にすること・してはいけないこと

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松の内って何?期間はいつまで?

・関東と関西で違うの?
・年賀状は松の内までって言うけれど
・松の内が終わったら正月も終わり?
・たしか、しめ飾りも松の内だよね

普段聞き慣れない「松の内」という言葉、お正月も終わりに近づいてくるとテレビやラジオなどでよく耳にするのではないでしょうか?

「そんな専門用語を使われても…」

たしかに「松の内」という言葉は、お正月にしか使わない専門用語ですので、意味を知らなくても普段の日常生活にはほとんど影響はないですよね。

しかしながら、

・子供に聞かれるかもしれない
・後輩に聞かれるかもしれない

となってくれば、話は別。

私も昔、お正月に「松の内」の意味がわからず、おばあちゃんに聞いた記憶があります。

そうやっておとなになっていった私達が、今度はしっかりと子供に伝える側に。

そこで本日は、「松の内」の意味について紹介していきます。

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松の内の意味と由来

 

寒い冬でも青い葉をつける松は、その豊かな生命力から、昔から不老長寿のシンボルとされてきました。

また、それ以外にも、松は、

・松の葉を食べ続けると仙人になることができる
・松には魔除けの力がある
・松は神様が降りてくる木

と、松には縁起のいい言い伝えが数多く存在します。

そんなこともあり、平安時代には「松は年神を家に迎え入れるための依り代」として、徐々に新年に飾られるようになり、それが現代でも続いています。

この門松を飾っておく期間のことを「松の内」と言います。

松の内=門松を飾っておく期間

結構覚えやすいのではないでしょうか?

しかしながらこの門松、いつまでも飾っておく訳にはいかないですよね。

新年はめでたいからといっても、いつまでも正月気分でいられません。

では、松の内の期間はいつからいつまでなの?

松の内の期間

松の内の期間ですが、意外に長く、始まりは12月13日となっています。

昔の人は、12月13日以降に山に入って松を取ってきました。

(これを「松迎え」といいます)

なので、「松の内」のはじまりは12月13日となっており、この日から門松を飾っても良いとされています。

意外に早いですね。

とはいっても、現代では大掃除やクリスマスなどのイベントがありますので、新年を迎えるための飾り付けはそれ以降って家庭がほとんどだと思いますが…。

そして年が明けてしばらくすると、松の内の終わりがきますが、これは小正月(1月15日)を基準としています。

つまり、1月15日(小正月)までに、お正月に行われる行事や挨拶などを済ませてくださいねってことです。

いわゆる

・お正月の行事
・飾り付け
・挨拶
・年賀状

などですね。

まとめてみると、松の内の期間は、

12月13日~1月15日、となります。

なので、年賀状が松の内を過ぎてから届いたり、門松が松の内を過ぎても飾ってあったりするのであれば、

あそこは正月気分が抜けてないなあ

なんて言われますので注意してください。

※地域によって違う松の内

一般的には、松の内は1月15日の小正月まで、と紹介しましたが、

関東地方では1月7日
関西地方では1月15日

としている地域が多いです。

これは、江戸時代に幕府が、「正月(松の内)は1月7日まで」とお触れを出したのですが、結局広まったのは、お膝元の関東のみで、江戸から遠く離れた関西までは行き届かなかったのが理由です。

しかしながら、忙しい現代社会においては次第にお正月の期間を短く考えるようになり、最近では関西においても1月7日までを松の内とする場合も増えてきています。

なお、2018年においては、

2018年1月7日は、日曜日
2018年1月15日は、月曜日

となっています。

松の内にやるべきこと、やってはいけないこと

 

先程もチラッと紹介しましたが、松の内にやるべきこと、そして逆にやってはいけないことを紹介していきます。

◆門松の飾り付け

門松の飾り付けは、先ほど紹介したとおり12月13日からやってもいいのですが、12月29日と12月31日は飾り付けをやってはいけません。

理由は、

12月29日は、二重苦と、語呂が悪いから
12月31日は、一夜飾りといって神様を疎かにする意味があるから

また、門松は1月15日まで飾って、どんと焼きで焼く地域が多いですね。

◆しめ縄、しめ飾り

しめ縄、しめ飾りも門松と同じように、12月13日からやってもいいのですが、12月29日と12月31日は飾り付けをやってはいけません。

また、しめ縄、しめ飾りは、神社にあるように「清浄な場所」を意味しますので、大掃除をして家の中をきれいにしてから取り付けましょう。

外す時も門松と同じで1月15日まで飾って、どんと焼きで焼く地域が多いですね。

◆初詣

以前でしたら、初詣は元旦だけでしたが、最近では松の内までに行けばいいとされています。

◆年賀状

年賀状は、松の内であればいいとされています。

しかし、1月8日~2月3日は「寒中見舞い」の時期になりますので、なるべく1月7日までに届くようにしましょう

◆新年の挨拶

取引先などに新年の挨拶をする場合も、松の内まで、というのが一般的な慣習となっています。

◆寒中見舞い

身内に不幸があったときなどに年賀状のかわりにだす挨拶状を「寒中見舞い」と言いますが、これは、年賀状と一緒でなるべく早く出したほうがいいのでしょうか?

ということですが、「寒中見舞い」と「年賀状」はちょっと違います。

年賀状の代用にもつかわれている寒中見舞いですが、寒中見舞いの元々の意味は、

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

と相手を気遣うためのハガキです。

寒中見舞いを行う期間は一般的に、小寒(1月5日ごろ)~立春(2月4日ごろ)となっていますので、年賀状とは全くの別物

年賀状にならって出したい気持ちはわかりますが、松の内に寒中見舞いがくるのはかえって無礼に当たると思う人もいるようです。

なので、寒中見舞いであれば、松の内ではなく、1月15日以降(立春まで)に出すのがベターですね。

◆喪中の場合、松の内はどう過ごせばいいの?

喪中には本来、

親しい人が亡くなってしまって悲しんでいるので、とてもではないけれどお祝いをする気にはなれない

という意味があります。

なので、喪中で松の内をむかえるのであれば、

・新年を祝う「おせち料理」
・「あけましておめでとうございます」というお祝いの言葉

などといったことはやらないほうがいいでしょう。

喪中に関しての新年の過ごし方については、こちらの記事にまとめてみましたので、参考にしてください。

喪中のお正月の過ごし方は?挨拶から年賀状まで疑問を全て解決!
喪中の場合、新年はどうやって過ごせばいいの?・喪中の新年の挨拶はどうすればいいの?・初詣はいってもいいの?・年賀状が届いたんだけど…・門松は...

と、「松の内」の全貌がわかっていただけたと思います。

次に、小学生くらいの子供に、松の内の意味を聞かれた時に、どう答えたらいいか私なりに考えてみましたので、お子さんを持つ親御さんは参考にしてみてください。

「松の内」を子供に説明する場合は

子供が小学校に上がる頃になると、いろいろなことに興味をもつようになると思います。

・〇〇って何?
・△△ってどこ?

そんな子供に「松の内」を説明するのにはちょっとしたコツがります。

それは、「お正月休み」という言葉を使わずに、伝えること。

小学生であれば、どうしても、

お正月休み=冬休み

と、勘違いしてしまいがちます。

その結果、「学校の休みとは違うのはなんで?」と、聞き返してしまうことも…。

なので、「お正月休み」という言葉は使わずに「松の内」を説明しましょう。

ではどうやって小学生に「松の内」を説明するか?

小学生に「松の内」を説明する方法ですが、これは先程も書いたように、

・お正月の飾り付け
・新年の挨拶
・年賀状
・初詣などの行事

などを含めながら説明すると小学生でもわかりやすいと思います。

例文としては、

松の内とは、お正月の門松やしめ飾りなどの飾り付けをしたり、新年の挨拶、年賀状、そして初詣などの行事など、新年のお祝いや行事をするための期間だよ。

松の内を過ぎてから年賀状を出していたりすると、「正月気分が抜けていない」と思われるから、まだだったらなるべく早く済ませておいてね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「松の内」についていろいろと紹介しましたが、もう一度要点をまとめてみますね。

◆松の内の意味と由来

松は昔から不老長寿のシンボルや縁起のいいものとされてきました。

その為、平安時代になると、徐々に新年に松が飾られるようになり、今ではそれが「門松」となっています。

この門松を飾っておく期間のことを、「松の内」といいます。

◆松の内の期間

松の内の期間は、12月13日~1月15日(小正月)となっています。

ですが、地域によって1月7日まで、というような場合もありますので、注意してくださいね。

◆松の内にやるべきこと、やってはいけないこと

年内は新年を迎えるための飾り付け、年が明けてからの松の内は初詣、年賀状、新年の挨拶などをします。

また寒中見舞いを出す場合、一般的には1月5日~2月4日といわれていますが、松の内が終わった1月15日以降に出すのがベターです。

松の内という風習が平安時代からあるとは、驚きました。
歴史ある松の内を途切れることなく、次の世代に残していきたいものですね。

本日の記事は以上です。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

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