自転車の防犯登録をしたいけどわからない…
・なにが必要なの?
・どこで登録できるの?
・料金はどのくらい?
と、自転車の防犯登録はめったにやりませんので、わからないことばかりですよね。
しかしながら、自転車の訪販登録は義務化されています。
平成28年度の東京都内における自転車の盗難の発生状況ですが、実に、46,427件。
一日に127件の自転車が盗まれているのです。
しかもこれは「自転車盗難」の被害届があった件数。
実際には被害届を出さずにあきらめる人もかなりの数いると思いますので、自転車の盗難数はこれよりも多いと思われます。
こうなってくると、「義務化されているから」というより、やはり自転車の防犯登録はしておいたほうがいいですね。
実際に、ホームセンターや近所の自転車屋で自転車を買うと、必ず防犯登録することとなっています。
しかしながら、
・個人間で譲渡
・ネットで購入
・引っ越し
といった場合において、防犯登録がされていなかった場合は、自分でしなければなりません。
そうなってくると、
・なにが必要なの?
・どこで登録できるの?
・料金はどのくらい?
と、わからないことだらけですよね。
そこで本日は、自転車の防犯登録について紹介します。
自転車店やホームセンターで自転車を購入すると
ホームセンターや自転車店で自転車を購入すると、一般的には、販売店がその場で防犯登録をしてくれます。
この時に必要なのは、
・自転車本体
・身分証明書
・保証書または販売証明書
・登録料
と、この4つ。
自転車本体と保証書(販売証明書)はあたらしく購入した自転車についていますので、用意する必要はないのですが、身分証明書は必要になってきます。
なので、自転車を購入する場合は、身分証明書を持参していけば、その場で防犯登録をしてもらえることができます。
防犯登録料ですが、これは地域によってさまざま。
調べた結果では、だいたい300円~700円となっていました。
しかしながら、新車であってもホームセンターや自転車店ではなく、ネット通販で購入した自転車であれば、自分で登録をしなければなりません。
次に、ネット通販で購入した自転車の登録のやり方を説明しますね。
通販で購入した自転車の場合には
ネット通販で自転車を購入した場合でも、必要なものは、基本的に上に書いてあるものと一緒です。
・自転車本体
・身分証明書
・保証書または販売証明書
・登録料
この4つが必要になってきます。
保証書(販売証明書)は自転車を購入すると一緒についてきますので、とくに問題ないと思います。
問題なのは、登録する場所。
警察署などでもやってくれそうなのですが、実際のところ、警察では自転車の防犯登録は受け付けていません。
自転車の防犯登録は、自転車防犯登録所でのみ可能です。
では、「自転車防犯登録所とはどこか?」といえば、自転車を販売している場所です。
・自転車店
・ホームセンター
などは、まず間違いなく自転車の防犯登録を受け付けています。
もし、不安であればネット通販で購入した自転車を持ち込む前に、事前に電話や公式サイトなどで確認してみてください。
(その時に登録料も聞いておくといいかもしれませんね)
追記 コメント覧より、「交番でも出来るよ!」との情報をいただきました。 ですが、近所の警察署に確認してみた所、「警察ではやっておりません」との回答が… もしかしたら地域によって、警察が対応している場所と、対応していない場所があるかもしれませんので、自転車防犯登録所を探す時は、交番も視野に入れておいてもいいですね。 |
他人からの譲渡の場合には
・先輩からもらう
・オークションで中古を購入
・親戚のお下がり
といったように、何らかの形で他人から自転車を譲渡してもらう場合は、気をつけてほしいことがあります。
それは、前の所有者から自転車と一緒に、
・譲渡証明書
・防犯登録カード(所有者控え)
を受け取っておくこと。
これがないと、新しい所有者での自転車の防犯登録ができません。
なので、自転車をもらう場合は、「譲渡証明書」と「防犯登録カード(所有者控え)」の2つを忘れずに受け取っておきましょう。
また、人に譲渡する場合ですが、この場合、いったん自転車の防犯登録を抹消する必要があります。
これは非腰で住所を県外に変更する場合も一緒ですので、次項で詳しく説明しますね。
引っ越しの場合には
防犯登録で登録されているデータに関しては、都道府県単位で警察が管理しています。
なので、同一県内での引っ越しの場合においては、住所変更のみで再登録できます。
(警察署の窓口でやっています)
しかしながら、他の県に引っ越しなどをする場合は、
・以前住んでいた地域のデータを抹消
・新しくすむ地域にデータを登録
この2つをしなければなりません。
自転車の防犯登録の抹消について必要なものは、
・自転車本体
・身分証目書
・防犯登録カード
この3つが必要となってきます。
そして、抹消登録を受け付けている場所ですが、
・自転車防犯登録取扱所
・警察署の窓口
となっています。
まとめ
いかがでしたか?
自転車の防犯登録のやり方について、もう一度要点をまとめてみると、
◆自転車店やホームセンターで購入した場合
・自転車本体
・身分証明書
・保証書または販売証明書
・登録料
この4つが必要ですが、自転車本体と保証書(販売証明書)は自転車店が用意していますので、身分証明書と登録料が別途必要となってきます。
◆ネット通販で自転車を購入した場合
自転車防犯登録取扱所に、
・自転車本体
・身分証明書
・保証書または販売証明書
・登録料
を自分で持ち込む必要があります。
◆他人からの譲渡の場合
他人からの譲渡の場合には、
・譲渡証明書
・防犯登録カード(所有者控え)
を、必ず受け取っておいてください。
◆引っ越しの場合
同一県内では、住所変更のみ
他県に引っ越す場合は、
・以前の県での登録を抹消
・新しい県で登録
する必要がります。
自転車をしっかり防犯登録しないことによって、
・盗まれたと時に返ってこなくなる
・警察に職務質問される
・最悪の場合、パトカーでドライブ
と、いいことは一つもありません。
自転車を購入したならしっかりと防犯登録をして、周りに迷惑をかけないようにしましょう。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
コメント
自転車の防犯登録は近くの交番や派出所でも出来ますよ!
先日、ロードバイクを交番で登録しました。
お巡りさんが居れば休日でも夜でも受け付けてもらえると話してました。
こんにちは
コメントありがとうございます。
先程、警察署に連絡して確認したのですが
「警察署の方では受け付けていませんよ」
の回答をいただきました。
なので、もしかしたら地域によって警察署が対応している場合と対応していない場合があるかもしれません。
なのでそういった事も含めて記事を改めておきます。
貴重な情報ありがとうございました。