バスタオルが洗っても臭い!
・なんか臭う
・生乾きなのかな?
・バスタオルを何回洗っても臭いが取れない
・洗剤の匂いと混ざって変な臭い
・バスタオルがなんだかカビ臭い
と、これは過去の私の経験。
梅雨の季節だったので、部屋干ししていることが多く、最初の頃は、
「生乾きで臭っているのかな?」
と思って、「これくらいなら大丈夫だろ」と我慢して使っていました。
しかし、梅雨があけ、本格的に夏になってもバスタオルの臭いは取れないまま…。
「これはおかしいぞ!」
と思っていろいろ調べて試した結果、今ではあの「洗っても落ちないバスタオルの嫌な臭い」とはきっぱり別れることができました。
そこで本日は、私が試して効果のあったバスタオルの嫌な臭いを取る方法と、その原因について紹介します。
Contents
何回洗っても取れないバスタオルの臭いの取り方
・洗濯してもバスタオルが臭ってくる
・濡れるとジワジワと臭ってくる
こんな経験があれば、試してほしいことがあります。
それは、酸素系の漂白剤を使って、バスタオルをつけ置きすること。
やり方をざっくりと説明すると、
- バケツにお湯をためる
- バスタオルをひたす
- 酸素系漂白剤を投入
- 30分ほどそのまま
- よくすすぐ
それぞれわかりやすく説明しますね。
1 バケツにお湯をためる
今回使用したのは、100均のダイソーで購入したバケツです。
10リットルまで使用できる大きさですが、この大きさでもとても便利。
バスタオルや靴下、作業着といったものだけでなく、ランニングシューズも入れることができますので、酸素系漂白剤を使ってつけ置きするときには重宝しています。
そして、つけおきに使用するお湯の温度は40~50℃くらい。
といっても温度計で実際にはかったわけではありません。
「大体このくらいかな~」って感じ。
お湯の温度は少し熱いくらいでもいいですよ。
なんせ、クリーニング店で汚れ落としに使っているお湯の温度は、約60℃だそうですから。
2 バスタオルをひたす
バケツの中に、「洗ってもなんだか臭ってくるバスタオル」をドボンしてください。
3 酸素系漂白剤を投入
バスタオルを入れたら、次に酸素系漂白剤を投入してください。
大さじ5杯ほど入れました。
酸素系漂白剤を使用する時の量の目安は後で詳しく書いておきますので、確認してください。
酸素系の漂白剤をお湯の中に入れると、ブクブクと泡が立ってきます。
この泡が、「臭い」や「汚れ」にガツンと効いてきます。
今回使用した酸素系漂白剤ですが、シャボン玉の「酸素系漂白剤」を使用しました。
4 一時間ほどそのまま
つけたらすぐ取り出しても、効果はあまり期待できません。
目安となる時間は、15分~30分ほど。
ですが、私の場合、「気がついたら一時間も」なんてときやそれ以上の時も!
酸素系の漂白剤の場合、塩素系の漂白剤と比べて、つけ置きしすぎてもあまり色落ちがしないので色ものに重宝しています。
以前、
「ランニングシューズがちょっと臭うから、酸素系の漂白剤でつけ置きして除菌、消臭しよう!」
って時に、つけ置きをうっかり忘れていて一晩そのままでいたことがありましたが、黒のランニングシューズの色落ちは全くしませんでした。
(靴の臭いはしっかり取れていましたよ!)
5 よくすすぐ
「よくすすぐ」と言っても特別なことをやっているわけではありません。
洗濯機に入れて「ガーッ」と、いつもやってるあれです。
バスタオルの除菌をするのに使用した酸素系の漂白剤の成分を、水で洗い流すのが目的です。
すすぎ→脱水
と、このへんは洗濯機におまかせですね。
そして、バスタオルを乾かしたら完成!
あれだけ気になっていたバスタオルのあの嫌な臭いがどこかにいってしまっています。
◆つけ置きする目安となる時間
つけ置きする時間についてですが、これは用途にとによって違ってきます。
今回使用した酸素系漂白剤(シャボン玉)では、こんな感じになっています。
洗濯 | 30リットルに対して15g | 30~50℃ |
しみ抜き | 2リットルに対して10g | つけ置きは、 30~50℃のお湯 15分~30分ほど |
台所 | 2リットルに対して8g | つけ置きは、 30~50℃のお湯 15分~30分ほど |
となっています。
なぜ、酸素系の漂白剤を選んだのか?
バスタオルのあの嫌な臭いを取るために、なぜ、酸素系の漂白剤を選んだのか?
一番の理由は、「色落ちしないから」です。
ハイターなどの塩素系の漂白剤をつかっても、
・消臭 ・除菌 ・漂白 |
といった効果が期待できます。
・おしぼり
・ふきん
・まな板
と言ったものに、ハイターなどの塩素系の漂白剤を利用している人も多いのではないでしょうか?
もちろんそれはありなんですが、そういったものの場合、「色落ちが気にならないものだから」という前提でハイターなどの塩素系の漂白剤を使っていますよね。
逆に言えば、ハイターなどの塩素系の漂白剤は「色モノ」には向いていないんです。
それに対し、
酸素系の漂白剤の場合、「消臭」「除菌」の効果は優れていますが、漂白する力が弱いので、色ものにも使うことができます。
先程も書きましたが、
「黒のランニングシューズ(ナイキ)」が臭ってきたので、うっかり一晩つけ置きのままでほったらかしたときでも、目立った色落ちはなく、それどころか、「以前のまま」と言った印象が強かったのを覚えています。
そしてもう1つ、
酸素系漂白剤を使う理由ですが、漂白剤を使う時に「手荒れをしなくなった」事があげられます。
塩素系の漂白剤を使用して「手荒れ」が気になるのであれば、一度、酸素系の漂白剤を試してみることをオススメします。
追記
酸素系の漂白剤の効果についてちょっとだけ紹介します。
今回バスタオルの臭いを取るのに使ったのは、シャボン玉の「酸素系漂白剤」ですが、オキシクリーンというが酸素系漂白剤では有名ですね。
テレビなどのメディアにも何度も紹介されていて、効果は実証済み!ですが、気になるのであれば、こちらの動画で確認してみてください
https://www.youtube.com/watch?v=rlWzqzLl3m0
何回洗ってもバスタオルが臭う原因
バスタオルが臭う原因ですが、これは臭いの原因である「菌」が繁殖しているからなんです。
「えっ?ちゃんと洗濯しているよ」
っていいたくなる気持ちはわかりますが、残念ながらバスタオルが臭う原因は「雑菌」なのです。
じつは、「洗濯したら衣類についた雑菌は全部落としきれるか?」といえば、そうではありません。
ほぼ確実に雑菌は残ってしまいます。
「それではなぜ、バスタオルだけがにおうの?」
雑菌が繁殖するには、
・水分 ・適度な温度 ・栄養 |
の3つが必要なのですが、バスタオルがこの条件を一番満たしているからなんです。
まず、「水分」ですが、これはお風呂から出たあとに体を拭くことによってバスタオルに取り入れてしまいますよね。
そして「適度な温度」ですが、バスタオルを使うときって、お風呂あがりですので、体が十分にあたたまっています。
その温度がバスタオルに移りますので、バスタオルを使ったあとでもバスタオルはしばらくはあたたかいまま。
これが雑菌が爆発的に繁殖する原因の1つです。
最後に、「栄養」ですが、雑菌が好むのは、体から出た老廃物。
もちろんお風呂で体中をきれいに洗って、洗い流したつもりでもやはり完璧ではありません。
最後の仕上げのバスタオルに、流しきれなかった老廃物がたまっていき、それを雑菌は栄養としているのです。
こういった理由で、バスタオルは他の衣類よりも雑菌が繁殖しやすい環境が整っていますので、においが目立つのです。
酸素系の漂白剤を使わないバスタオルの臭いの取り方
私がタオルや衣類の臭い取りにいつも試しているのは、酸素系の漂白剤でしたが、今回この記事を書くにあたり、色々と調べてみた結果、他にもやり方があったので紹介していきますね。
・大きめの鍋でバスタオルをグツグツと煮込む
いやゆる「熱湯消毒」ってやつです。
グツグツと煮立った鍋にバスタオルを放り込んで、そのまま15分ほど煮込みます。
これで、バスタオルについた雑菌が熱湯消毒されますので、その結果、あのいやな臭いがなくなるそうです。
・洗濯する時に重曹も一緒に入れる
バスタオルや衣類を洗濯する時に、臭いが気になるのであれば、重曹を入れる方法。
目安は、水10リットルに対して、洗剤と一緒に重曹をスプーン一杯くらい。
これで臭いが取れるそうです。
ただ、洗剤と一緒に重曹を使う場合、しっかりとすすがないでバスタオルや衣類に重曹の成分が残ってしまうと、色落ちの原因となってしまうので注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
洗っても臭いの取れないバスタオルの匂いの取り方の要点をもう一度まとめると、
- バケツにお湯をためる
- バスタオルをひたす
- 酸素系漂白剤を投入
- 30分ほどそのまま
- よくすすぐ
となります。
やり方を順番に並べて説明すると長く感じてしまいますが、ようは、
「お湯に粉末を入れて、30分ほどつけておくだけ」
と、 あまり難しい作業ではなく、自宅で簡単にできますので、
「最近バスタオルから嫌な臭いがするな」
と感じたら、一度試してみてください。
また、今回紹介したやり方を試してみても、なかなかにおいが取れないのであれば、もしかしたら原因は、洗たく槽にあるのかもしれません。
「洗たく槽の洗浄」していますか?
アリエールのアナウンスだと「3~4ヶ月に一度」洗たく槽を洗浄することを、おすすめしています。
洗たく槽の具体的な洗浄のやり方は、こちらの記事で確認できます↓
(コチラも簡単!専用の粉末を入れて洗濯機を回すだけ)
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。