クッションフロアをきれいにしたい!
クッションフロアって知っていますか?
トイレや洗面所、キッチンなどによく使われている床材のことですが、もしかしたら実際に触れてみたことはあるけれど、「名前は知らなかった…」って人も多いと思います。
では、質問を変えて、
「フローリングだと思ったけれど、歩いてみたらスポンジの感触で柔らかい」
と言った経験はありませんか?
この床材が、クッションフロアです。
クッションフロアには使う用途により、さまざまなタイプのものがあります。
・木目
・石目
・土足用
・室内用
・防音タイプ
などなど、種類も豊富で住宅や店舗などあらゆる場所で使われています。
クッションフロアはフローリングとは違い取り替えができますので、
・よく汚れる場所
・よく傷ついてしまう場所
などに多く使われています。
そう、クッションフロアはよく汚れる場所に使われていますので、結果的に、「頻繁に掃除をしなければならない」のです。
「できればクッションフロアを楽にキレイにしたい!」
クッションフロアの掃除のコツを覚えて、時間短縮したいですね。
ということで、本日は、クッションフロアの掃除の仕方について紹介します。
1 クッションフロアの掃除の仕方
2 クッションフロアの掃除でやってはダメなこと
3 まとめ
1 クッションフロアの掃除の仕方
クッションフロアはフローリングとは違い、「水に強い」のが一番の特徴です。
なので、
・キッチン周り
・洗面所
といった住宅の中の水をよく使う場所で、クッションフロアは使用されていることが多いですね。
クッションフロアは水に強いので、フローリングと違って、「水拭きOK」ですが、掃除の仕方にはコツがあります。
それは、
「場所によって汚れの種類が違うので汚れに合わせて使う洗剤を変える」
ことです。
具体的に言うと、キッチン周りの汚れは料理をつくる時にはねた油などの「油分の汚れ」ですが、洗面所では、「洗剤がこびりついたもの」や「衣類のホコリ」がメインとなってきます。
なので、場所によって掃除の仕方を変えていくことで、より効果的に汚れを落とすことができます。
そこで、
・キッチンのクッションフロアの汚れ
・洗面所のクッションフロアの汚れ
この2つの汚れの落とし方について紹介していきます。
・キッチンのクッションフロアの汚れ
キッチンのフロアクッションは、食事を作る際に飛び散る油が原因で汚れていたりベタついている場合が多いですね。
なので、キッチンのフロアマットに効果的な洗剤は「食器洗い用洗剤」です。
食器用洗剤をお湯に溶かして、それをぞうきんになじませ固くしぼってからキッチンのクッションフロアを拭くだけで充分汚れが落ちます。
ただ、気をつけてほしいのは、「洗剤成分をしっかりと落とすこと。」
クッションフロアは表面は塩化ビニールでできています。
なので、表面に洗剤成分が残ってしまうと、すべる原因になりますので洗剤を使ったあとはしっかりと水拭きをして洗剤成分が表面に残らないようにしましょう。
・洗面所のクッションフロアの汚れ
洗面所のクッションフロアの汚れの原因は、「衣類についていたゴミやホコリ」が主な原因ですね。
これ以外にも洗面所を裸足で歩くことが多いのであれば、足の裏から出る汗や老廃物といったものもクッションフロアの汚れの原因になります。
こういったものに効果的なのは、「酸素系漂白剤」です。
酸素系漂白剤の場合、水に溶けると大量のあわが発生します。
このあわが、頑固なシミや黒ずみといった汚れを水の中に溶かす働きがあります。
その結果、クッションフロアなどの黒ずみや汚れにも抜群に効果を発揮します。
「酸素系漂白剤」使った動画がありますので、紹介しますね。
https://www.youtube.com/watch?v=rlWzqzLl3m0
いろいろな種類の汚れに効果がありますので、使ったことのない方は一度試してみてはいかがでしょうか?
2 クッションフロアの掃除でやってはダメなこと
クッションフロアの掃除のやり方を紹介しましたが、今度はクッションフロアの掃除で絶対にやってはダメなことをいくつか紹介します。
最初に結論だけ言うと「クッションフロアに傷をつけないこと」が大事になってきます。
掃除の際にクッションフロアに傷をつけてしまう原因としては2つが考えられます。
一つは、洗剤
もう一つは、スポンジ
それぞれわかりやすく説明しますね。
研磨剤の入った洗剤はクッションフロアを傷める原因
たしかによく落ちます。
「研磨剤入りの洗剤でこするといいよ」
なんて書いているブログもあります。
具体的に言うと
「歯磨き粉を使ってクッションフロアの黒ずみをこするときれいになります」
たしかに間違いではないですが、研磨剤は入っている洗剤を使うとクッションフロアの表面に傷がついてしまいます。
その結果、表面についた細かい傷に汚れがたまってしまうことに…。
そうなってくると、傷に汚れの成分が入り込んでしまって、普段の水拭きではなかなか落ちなくなってしまいます。
キレイにすることも大事ですが、長持ちさせることも考えるのであれば「研磨剤入りの洗剤」を使ってクッションフロアを洗うのはやめましょう。
メラミンスポンジもクッションフロアを傷つける原因
これは知っている人も多いと思いますがメラミンスポンジも研磨剤が入っています。
それどころか、研磨剤でできているようなもの。
なので、先程書いたようにクッションフロアを掃除するときは、傷つけてしまう原因になってしまいますので、絶対に使わないでください。
3 まとめ
いかがでしたか?
先程も書きましたが、クッションフロアを掃除する時に特に気をつけてほしいことは、「傷をつけないこと」だと思います。
傷がついてしまうことで、そこに汚れの成分が入ってしまったりしますので、やはり傷をつけない掃除のやり方が重要になってきます。
その辺に気をつけながら掃除をしてみてください。