フローリングに布団をひいていたら、いつの間にかカビが・・・
・いつの間に発生したの?
・原因は何?
・どうしたら防げるの?
と、お悩みではありませんか?
私も人一人暮らしを始めた頃、フローリングに布団をそのまま引いて寝ていたら、カビが繁殖してしまったことがありました。
それまでは畳に布団をひいて寝ていたので、一度もそんなことはなかったのですが、ある日布団を干そうと思って布団の裏側を見てみたら、あら大変!
黒いぶつぶつが点々と・・・カビです。
原因は、布団の湿気対策をしっっかりとしていなかったこと。
畳でしたら湿度を調節する機能がありますので、一人暮らしをする前はある程度は良かったのですが、フローリングの場合はそうはいかない!
せっかく寝ている時に書いた汗を布団が吸収してくれても、フローリングが跳ね返してしまうので、水分は布団に残ったまま。
それがつもりつもって、カビの原因になってしまったのです。
これはマットレスを使っても一緒。
マットレスに水分が溜まっていきますので、カビの発生する時間は遅くなるかもしれませんが、水分の対策をしないままでいるといずれはカビてしまいます。
ほら、人は寝ている時に、コップ一杯(200cc)の汗をかくっていいますよね。
それが布団にたまっていくことに・・・。
カビは、
・適切な温度(20~30℃)
・適度な水分
・栄養
この3つがあると、爆発的に繁殖します。(お風呂に発生するカビなんかもそうですよ)
布団にはえるカビは「体温」と「寝汗」と「体から出る老廃物」がこれに相当しますね。
なので、逆言えば、この3つをしっかりと対策することで、フローリングに布団を引いてもカビの発生を防ぐことができます。
なので、本日はフローリングに布団を引いてもカビを発生させない方法を紹介していきます。
とにかくこまめに干す!
フローリングに布団を敷いてカビを発生させたくなのであれば、とにかくこまめに干すことが重要です。
仕事は干されないことが重要ですが、布団に関しては全く逆!
干すことが重要なんです。
日光に布団を当てることで、布団の中に含まれている水分を蒸発させる以外にも、殺菌効果があったりといいことだらけ。
いわゆる「天日干し」ってやつでが、聞いたことがあると思います。
布団の中にたまった水分やホコリなどを、日光と風の力を借りて吹き飛ばしましょう。
なお、布団を干す時間ですが、
・夏であれば、9時~3時の間の1~2時間程度
・冬であれば、10時~3時の間の2~3時間程度
が良いとされています。
天気のいい休日は朝から外出したくなる気持ちもわかりますが、フローリングにひいた布団にカビを発生させないために、週に一度は布団を干しましょう。
とはいっても、
・天気が悪かったり
・用事があったり
・めんどくさかったり
といった場合には、なかなか週に一回の頻度では布団は干せない場合もあると思います。
そこで、布団を干せない場合にできる布団のカビ対策を紹介します。
なかなか布団が干せない場合は?
いろいろなことが重なって布団が干せない場合…
畳の上に布団を引いているのであれば、畳が持っている湿度調節機能が働いて、布団を湿気から守ることができるのですが、フローリングの場合はそうもいきません。
なので、カビが発生してしまう前に、布団の湿気を
・とってやったり
・逃してやる
必要がありますよね。
「フローリングに直接布団」では絶対に湿気は逃げていきません!
なので、布団とフローリングの間に湿気を逃したり、吸い取るような工夫が必要となってきます。
(先程も書きましたが、湿度の調節機能はあまり期待できないですので、カビの発生を遅らせることはあっても、防ぐのは苦手です)
そこで効果的なのが、
- 新聞紙、ダンボールを敷く
- コルクマットを使う
- すのこを敷く
- 除湿、調湿シートを敷く
この4つについてメリット、デメリットを踏まえて紹介していきますね
1 新聞紙 ダンボール
新聞紙やダンボールをフローリングやマットの下に引いておけば、フローリングからの冷気を防ぐことができるよ、なんて聞いたことがある人もいると思います。
確かに、窓に新聞紙やダンボールを貼ることで、窓からの冷気は防ぐことができるし、フローリングにも効果的です。
ですが、絶対にやらないほうがいいでしょう!
理由は、ベタベタになるから。
はい!実は昔やったことがあります。
寒い冬の防寒対策に
「布団の下にダンボールを引けばフローリングからの冷気は防げるよ!」
って聞いてやってみました。
たしかに下からくる冷気は防ぐことができたのですが、寝ている最中にかいた汗がダンボールに溜まっていき、2週間ほどでベタベタに。
毎日取り替えるのであれば、新聞紙やダンボールを使ってもいいのですが、ズボラな私には無理でした・・・。
ダンボールに限らず、
・断熱シート
・発泡スチロール
といった素材も、フローリングから伝わる冷気に対しては効果抜群なのですが、湿気対策にはなっていません。
なので、冷気対策をする場合はこの辺もちゃんと考えてやりましょう。
2 コルクマット
先程床下から伝わる冷気対策をちゃんとしましょう、といいましたが、冷気対策も考えるのであれば、「コルクマット」がいいですね。
コルクマットは保温性がありますので、フローリングと布団の間に使うと、寒い冬は下からの冷気の影響を受けることなく快適に寝ることができます。
また、コルクは調湿にも優れていますので、湿気が多いと吸収してくれて、逆に、空気が乾燥しているのであれば、吸収した水分を放出します。
ですが、コルクマットは水分を吸収しすぎると変形してしまう恐れがありますので、定期的に干して乾燥させる必要があります。
3 すのこ
一番お手軽で効果があるのが「すのこ」です。
すのこはダイソーなどの100均やホームセンターで買うことができますので、一番お手軽にできる布団の湿気対策です。
フローリングと布団の間に隙間を作ることで、風通しが良くなりますので、寝ている時にかいた汗などの水分などを逃してくれます。
また、隙間があることでフローリングから冷気が伝わってくるのも防げますので一石二鳥。
ただデメリットとしては、すのこの上に布団を直引きすると、人によっては背中が痛くなることかな。
この辺は人それぞれ、年令によっても使っている布団や寝る時の姿勢によっても違ってくると思います。
そんな場合は、マットレスを使うなどして調節してみてください。
4 除湿、調湿シート
何度も繰り返しますが、カビの発生を防ぐのに一番効果的なのが、「除湿」です。
布団に染み込んでしまった水分を効率よく吸収してくれて、乾燥した日に吸い込んだ水分を排出してくれる…。
こんな便利な道具、ドラえもんでも出せなっ・・・ありました!
「除湿、調湿シート」です。
除湿、調湿シートはいろいろな種類があるのですが、センサーが付いていて、干すタイミングを教えてくれる「西川リビング 調湿シート」が、性能としては頭一つ飛び抜けていて、ユーザーにとってはありがたいですね。
布団を干すのって無駄に重労働・・・結構な体力が要ります。
なので、布団を干すタイミングを知らせてくれるセンサーは、適切なタイミングを知らせてくれますので、家事も楽になりますよ!
アマゾンで口コミを見てみたのですが、クチコミ・レビュー227件で星4.5の高評価!
家庭で使うだけでなく、布団の上げ下ろしの大変なお年寄りやいそがしい一人暮らしの人にプレゼントしてもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめてみますね。
フローリングに布団を敷いてもカビを発生させないために出来ることは、
◆こまめに干すこと
長時間干す必要はありません。2時間程度でいいですので、天気のいい日には布団を干して布団に含まれているホコリや水分を吹き飛ばしましょう。
◆新聞紙、ダンボールを敷く
新聞紙やダンボールを使って布団に含まれる水分を吸収する方法もありますが・・・水分を吸収するとベタベタになってしまいますので、こまめに取り替える必要が出てきます。
◆コルクマットを使う
コルクマットは、「保温性」と「調湿性」に優れていますので、布団の湿気対策にはおすすめです。
ですが、コルクは水分を吸収しすぎると変形してしまうことがありますので定期的に乾燥させる必要があります。
◆すのこを敷く
布団やマットレスの下にすのこを敷くことによって、空間ができますので、その空間から布団に含まれている湿気が逃げて行きます。
◆除湿、調湿シートを使う
除湿、調節シートを使うことで、寝汗などの水分を吸収してくれます。
今、私が実際にやっているのは、すのこと調湿シートの二枚看板。
特に「すのこ」を使うことで、除湿だけでなく寒い冬のフローリングから来る冷気も防ぐことができ、睡眠環境は大幅に改善されました。
そして肝心の布団の干し方ですが…
こんな感じの折りたたみ式のすのこベッドで、折り立たたんで布団を干しています。
(室内干しメインです)
https://www.youtube.com/watch?v=7GpOUPigvts
私の場合、ベッドの下を収納に使っているので、ちょっとめんどくさいことになっているのですが…。
なので、ベッド専用の折りたたみすのこを買う時は、
・下に収納するのか
・それとも折りたたんで布団を干すのを優先にするのか
買う前に考えておいたほうがいいですね。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。