【画像・動画あり】ヒメマルカツオブシムシの幼虫や成虫の発生原因と駆除方法

 

 ヒメマルカツオブシムシを徹底的に駆除したい!

 親戚の家の出来事なんですが、去年のこと。

ヒメマルカツオブシムシが大発生!

最初はリビングや玄関などでちらほら見かけるようになって、

「おっ暖かくなってきて虫がはいってくる季節になったのか」

と、気にするほどの数ではなかったようです。

しかし掃除をしようとベッドのマットレスをあげたところ、マットレスの裏側にヒメマルカツオブシムシが大量発生していたとのこと。

ぎゃあああ!

と、奥さん思わず絶叫!

日常に潜む非日常を体験したちょっとした怖い話ですね。

その後、ベッドなどの寝具を全部処分。

そして害虫駆除業者を呼んで、家の隅々まで徹底的にヒメマルカツオブシムシを駆除。

幸いにも衣類に被害はなかったようで、寝具とカーペットのみの交換ですんだようです。

いつも使っているベッドの裏側がこんなになっているなんて・・・。

と、今では笑い話になっているのですが、当時は大変だったみたい。

そこで今回は、ヒメマルカツオブシムシの発生原因と駆除方法について調べてみました。

本日の記事内容はこちら↓

  •  ヒメマルカツオブシムシとは?
  •  ヒメマルカツオブシムシ発生原因  
  •  ヒメマルカツオブシムシの駆除方法  
  •  まとめ

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ヒメマルカツオブシムシとは?

まず、ヒメマルカツオブシムシについて少しだけ説明しますね。

ヒメマルカツオブシムシとは3mmくらいの小さな虫、こんなかんじの虫です。

 一度くらいは見たことあると思います。

幼虫のまま冬を越し、春先から夏ごろになると成虫になって飛び回ります。

一匹だけであればかわいいかもしれませんが、複数いてうじゃうじゃ動き回るとちょっと気味が悪いですね。

ヒメマルカツオブシムシの幼虫は衣類が大好物

衣類の虫食いの被害のほとんどは、このヒメマルカツオブシムシの幼虫のせいといってもいいほどです。

【ヒメマルカツオブシムシの成虫】

https://www.youtube.com/watch?v=oPljoOH6W8I

【ヒメマルカツオブシムシの幼虫】

https://www.youtube.com/watch?v=-zPldoXtPeU

ヒメマルカツオブシムシ発生原因

 ヒメマルカツオブシムシの発生原因は、

外から入ってくること

特に、洗濯物についてきたりすることでヒメマルカツオブシムシがタンスの中に入り込むといわれています。

洗濯物にヒメマルカツオブシムシがついてくる 

気付かずにそのままタンスにしまう

タンスの中に卵を産む

ヒメマルカツオブシムシの幼虫が衣類を食べる 

 といったことが、ヒメマルカツオブシムシの被害の主な原因といえます。

ヒメマルカツオブシムシの成虫は体長約3mmとっとても小さいので、洗濯物を取り込んだときにも気付きにくですね。

そこで次に、ヒメマルカツオブシムシの駆除方法をお伝えしていきます。

ヒメマルカツオブシムシの駆除方法

成虫の体長は3mmと、ちょっと気付きにくいヒメマルカツオブシムシ。

うっかり室内に入ってきたり、タンスの中にいても気付かないことも多いと思います。

ヒメマルカツオブシムシが室内に入ってくるのを完全に防ぐのはちょっと無理かも・・・

ということで、入ってきた成虫のヒメマルカツオブシムシを産卵させないようにすることが私たちにできる大事なことです。

そのために私たちができることをいくつか箇条書きにしておきますね。

・ こまめな掃除
・ タンスなどには防虫剤・防虫シートを入れる 
・ もしみつけたら・・・

それぞれ詳しく説明しますね。

こまめな掃除

掃除をすることによって、じゅうたんなどの中に入ってしまったヒメマルカツオブシムシを吸い取ることで駆除できます。

また、ヒメマルカツオブシムシの幼虫は動物性の餌を食べて生きていきます。

髪の毛や皮脂なんかは大好物。

餌となるものをこまめに掃除することで、うっかり入ってきてしまったヒメマルカツオブシムシの繁殖を抑えることができます。

タンスなどには防虫剤・防虫シートを入れる

 洗濯物と一緒に入ってきてしまったヒメマルカツオブシムシはタンスの中にとどまります。

そして衣類に卵を産み、卵から孵ったヒメマルカツオブシムシの幼虫は衣類を餌にします。

これが虫食いの原因。

これを防ぐには、防虫剤や防虫シートが効果的です。

といっても、防虫効果の切れてしまった防虫剤は効き目が薄いので、メーカーによる使用期限をしっかりと守って防虫効果のある防虫剤を使用しましょう。

ちなみにバルサンですが・・・

 バルサンもヒメマルカツオブシムシには効果的です。

ですがひとつだけ注意点が・・・

バルサンは床や壁・天井といった表面に出てくる虫にはすごい効果が期待できます

ですが、タンスの奥やクローゼットの中といった、バルサンの煙の届きにくいところまではなかなか手が回らず、結果としてバルサンの効果はそこまで届きにくいですね。

なので、もしバルサンを焚くのであれば、タンスやクローゼットといったヒメマルカツオブシムシのいそうなところは全てオープンにしてからやるのが効果的です。

もしみつけたら・・・

洗濯物と一緒にタンスの中に入ってしまったヒメマルカツオブシムシは、タンスの中で卵を産みます。

1匹のメスのヒメマルカツオブシムシが産む卵の数は20~100個

これが幼虫になると、タンスの中の衣類を食い荒らします。

虫食いの衣類を見つけたらもしかしたらタンスの中に、ヒメマルカツオブシムシがいるかもしれません。

そんなときは、タンスの中にある衣類全てにアイロンがけをするのがいいでしょう。

アイロンの熱により、ヒメマルカツオブシムシの幼虫や卵まで駆除できます。

また、衣替えなどで長期間着なそうな衣類を保管するときは、アイロンがけをすることも、タンスの中にヒメマルカツオブシムシを発生させないために効果的です。

まとめ

ヒメマルカツオブシムシですが、何でこんな名前になったんでしょう?

と、ちょっと疑問に思いますね。

そこで調べてみたところ、ヒメマルカツオブシムシの名前の由来はこんな風になっています。

まず「ヒメ」は「小さい」という意味。

「マル」はそのまま「マル」という意味。

「カツオブシムシ」は「カツオブシに発生する虫」という意味。

小さくて丸いカツオブシに発生する虫という事です。

昔はカツオブシによく発生する虫だったのでこのような名前になったそうです。

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