布団を干したいのだけれど…
・時間はどのくらいがいいの?
・頻度は?
・何か気をつけることとかってある?
と、心配ではないですか?
布団を干すときに気をつけてほしいことは、
・布団の種類
・布団をを干す時間
実は、布団は長時間干せばいいってものではないのですよ~。
長時間布団を直射日光にさらすことによって、布団が傷んでしまうこともあります。
また、布団の種類や季節によっても布団の干し方はまちまち。
なので、本日は布団の干し方について紹介していきますので、もう一度見直してみましょう!
Contents
布団を干す時間帯は?ゴールデンタイムはここ
まず最初は、布団を干す時間帯についてわかりやすく解説していきますね。
とはいっても、夜中や明け方に布団を干す人はいないと思いますが…
ですが、布団を干す時に気になるのは、
・何時から干していいの?
・何時までに取り込まなければならないの?
この2点だと思います。
これは、日光の当たる時間と湿度が関係してきますが、あまり難しく考える必要はありませんよ~。
布団を干していい時間帯は、ズバリ!
午前9時から午後3時まで。
これ以上朝早すぎると、朝露などでまだ湿度が高い状態ですし、午後3時を過ぎると徐々に湿度が高くなってきますので、布団を干すゴールデンタイムは午前9時から午後3時まで、と覚えておいてください。
しかし、夏の場合はちょっと違います。
夏の場合、日差しが強いですので、強すぎる日差しは布団を痛めてしまう可能性もあります。
なので、夏の場合は午前9時から正午までに布団を干すようにしましょう!
◆布団を干す時間帯は、 ・春、秋、冬は、午前10時から午後3時まで |
とはいっても、厳密に守る必要はありませんよ。
何かの都合で少しくらいずれてしまっても構いませんので、「大体この時間帯に干せば…」と覚えておいてくださいね。
次に、どのくらいの時間布団をほしていいのか?紹介していきますね。
布団を干す時間はどのくらい?
布団を干す時間ですが、その前に「なぜ布団を干すか?」知っていますか?
「干した布団に寝ると、ものすごく気持ちがいいから!」
という回答も、もちろん正解ですが、布団を干すことによって、
・日光によって殺菌される
・その結果、雑菌の出していた臭いがなくなる
・湿気が飛ぶことによってふっくらする
などの効果が期待できます。
なので、本題に戻りますが布団を干す時間は「殺菌作用」や「湿気が飛んでふっくらする」といった効果が得られればいいのです。
湿気を飛ばすのは、その日の湿度や風の強さに影響されますので一概には言えませんが、日光による殺菌作用であれば、片面30分ほどでいいとされています。
◆布団を干す時間は? 日光による殺菌作用は、布団片面30分ほどでいいとされています。 なので、両面合わせて1時間ほどで大丈夫です。 |
今回調べてみてわかったのですが、私はひどい時は片面2時間以上干していました。
これでは布団が傷んでしまいますので、私と同じように長い時間布団を干しているのであれば気をつけてくださいね。
次に布団を干す頻度について紹介しますね
布団を干す頻度ってどれくらい?
布団はどのくらいの頻度で干していますか?
・週1回
・月2回
・月1回
・干したことない…
実は布団を干す頻度は、布団によって違ってきます。
「人は寝ている間にコップ一杯(約200cc)の汗をかく」って聞いたことがあると思います。
そのように布団は水分を吸収してくれるのですが、布団を干すことの意味の一つに先程も書きましたが、「布団に含まれている湿気(水分)を飛ばしてふっくらさせる」というのがあります。
なので、布団の種類によっては、湿気がたまりやすかったり、逆に、ほっておいても湿気が抜けていく布団もあります。
なので湿気のたまりやすさから考えれば、
・綿布団 週一回
・羽毛布団 月1~2回
・羊毛布団 月1~2回
このような頻度で布団を干すことがベターと言われています。
羽毛布団や羊毛布団のいいものであれば、布団を干さずとも、風通しのいい場所においておくだけでも、布団に含まれた湿気はほとんど飛んでいきます。
がしかし、布団を干すことは「殺菌作用」の効果もありますので、やはり月に1~2回は布団を干すようにしましょうね。
◆布団を干す頻度 ・綿布団 週一回 |
その他、布団を干す時に気をつけること
以上で布団の干し方についてはだいたいわかっていただけたと思いますが、気になった点を幾つか調べておきましたので紹介していきますね。
布団を干すとダニは死滅するの?
調べた結果、布団を干しただけではダニを死滅させることはできません。
ダニは50℃であれば20~30分で死にますので、残念ながら布団を干すだけではダニを死滅させることはできません。
ダニを死滅させたいのであれば、
・専用の布団乾燥機を使う
・布団を丸洗いする
と言った方法が有効です。
布団を干す時に叩いてもいいの?
布団を干す時に「パン!パン!」とい布団を叩いている人も多いのではないでしょうか?
実は私もこの記事を書く前は、布団を叩いていました。
が、調べた結果、布団を叩いて出るホコリみたいなものはほとんどが布団の中身だそうです。
もちろん布団の表面についたホコリなどもあリますが…。
布団の表面のホコリを取るのであれば、「叩く」よりも「掃除機で吸う」方が、布団が痛まなくてすむそうです。
はい…次回からは気をつけます。
前日雨でも布団は干していいの?
これは難しいですね。
特に梅雨など雨の多い季節だと、なかなか布団を干すタイミングがつかめないですよね。
前日晴れ!当日晴れ!と晴れの日が2日続くのが難しい季節もありますので、1日だけ晴れた日にピンポイントで干したい場合も出てくると思います。
調べてみたのですが、「湿度40%以下であれば布団が干せますよ~」といった意見を多数見かけました。
これ以外にも、
・道路や花壇の土の状況を見て干すかどうか決める
・午後から干すのもあり
・湿度計を見て、朝よりも湿度が下がっていたら
・仕方がないから布団乾燥機を使う
・エアコンをドライにして室内干し
と、いろいろな意見がりました。
また、曇りの日に布団を干すかどうかですが、これも湿度が低ければ干しても大丈夫そうですよ。
風通しさえ良ければ、布団の中の水分が飛んでいってフカフカになりますので、「どうしても!」といった時は、曇りの日でも湿度を気にしながら布団を干してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと長くなってしまいましたので、もう一度要点だけまとめてみますね。
◆布団を干す時間帯は、
・春、秋、冬は、午前10時から午後3時まで
・夏は午前9時から正午まで
◆布団を干す時間は?
日光による殺菌作用は、布団片面30分ほどでいいとされています。
なので、両面合わせて1時間ほどで大丈夫です。
◆布団を干す頻度
・綿布団 週一回
・羽毛布団 月1~2回
・羊毛布団 月1~2回
◆その他、気をつけること
・布団を干すとダニは死滅するの?
残念ながら布団を干しただけでは、ダニは死滅しません。
ダニを死滅させたいのであれば、
・専用の布団乾燥機を使う
・布団を丸洗いする
と言った方法が有効です。
・布団を干す時に叩いてもいいの?
布団の表面のホコリを取るのであれば、「叩く」よりも「掃除機で吸う」方が布団が痛まなくてすむそうです。
・前日雨でも布団を干して大丈夫?
湿度40%以下であれば布団が干せますよ~」といった意見がありましたが、状況を見て判断してください。
と、本日の記事は以上です。
最後までお付き合いただき、ありがとうございます。