「所得証明書???」
「源泉徴収票なら聞いたとあるけど・・・所得証明書?」
「ちょっとよくわからないなあ・・・」
市役所にいったら
「所得証明書を提出してください」
って言われて、そのときは
「今は持ってきていないからまた今度」
なんて知ったふりして言ってみたが・・・どうやら源泉徴収票とは違うみたい。
と、初めて聞く「所得証明書」という言葉に戸惑っている人も多いみたいです。
そこで今回は、「所得証明書」について色々調べてみました。
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「所得証明書」と「源泉徴収票」の違い
「所得証明書」は「源泉徴収票」と間違われることがありますが、まったくの別物です。
まず、源泉徴収票は、発行元が勤務先(会社)になります。
複数の会社に勤めているのであれば、務めている勤務先ごとに、源泉徴収票が一枚ずつ発行されます。
また、一年のうちに会社を変えたりしたときも、源泉徴収票は複数必要になってきますね。
それを合算したのが「所得証明書」です。
これは証明対象年度の1月1日に住んでいた(住民票があった)市町村が発行するものです。
まとめてみると
発行元は
・ 「源泉徴収票」 → 勤務していた会社 ・ 「所得証明書」 → 市町村の役所 |
となってきます。
では、「所得証明書」はどの窓口に行けばもらえるの?
「所得証明書」はどこで発行しているの?
「所得証明書」の発行場所はどこかですが、一般的に市町村役場の「税務課」や「収納課」といったところに行けば、発行してもらえます。
また、最近ではATMのような自動交付機が設置されている自治体もありますので、機械を使って「所得証明書」を発行できるところもあります。
「ちょっとわからないな?」
って時は、自治体のなかにある「総合窓口」で聞いてみれば、丁寧に教えてくれると思いますよ。
「所得証明書」の申請(発行)に必要なもの
「所得証明書」の申請(発行)に必要なものは、
市役所などの自治体の窓口に本人が行くのであれば、「本人確認書類」が必要になってきます。
よく使うのが、「運転免許証」や「パスポート」といったものです。
また、窓口に本人以外の人が行く場合は、基本的に委任状も必要になってきます。
しかしながら、本人以外の家族の誰かが代理で行く場合は、委任状を省略できる場合もあります。
ですから、「所得証明書」の申請に本人以外が窓口に行く場合は、自治体のWEBサイトや電話で事前に確認してみたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
特にまとめるようなことはないんですが、最後にちょっと気をつけてほしいことが1つ付け足しておきますね。
「所得証明書」は証明対象年度の1月1日に住んでいた(住民票があった)市町村が発行するものです。
例えば2月に市をまたいで引っ越して6月に「所得証明書」が必要な場合、引っ越した先の自治体にいっても「所得証明書」はもらえません。
そんな場合は1月1日に住んでいた自治体にもらいに行くか、もしくは郵送してもらう形で「収入証明書」を手に入れてください。
いずれにせよ、一度自治体のWEBサイトや電話で確認してから行動したほうが万全ですね。