自転車を盗まれたくない!
・屋外に駐輪場があるから心配
・駅などによく置くんだけど大丈夫かな?
・自転車って盗まれたら帰ってこないんでしょ
せっかく高価な自転車を購入したのだから、絶対に盗まれたくはありませんよね。
平成28年度の東京都内における自転車の盗難の発生状況ですが、実に、46,427件。
一日に127件の自転車が盗まれているのです。
しかもこれは「自転車盗難」の被害届があった件数。
実際には被害届を出さずにあきらめる人もかなりの数いると思いますので、自転車の盗難数はこれよりも多いですね。
そこで本日は、自転車を盗まれないためにやってはいけないことと、盗まれないために出来る対策を5つ紹介します。
Contents
自転車を盗まれないために、絶対にやってはいけないこと
自転車を買った時についている付属の鍵をかけただけで、「鍵をかけたから安全。これで盗まれないはず。」と思っていませんか?
その考えは、アウト!
残念ながら、自転車についている鍵をしているだけでは、安全とは言えません。
理由は、自転車についている鍵はヘアピンなどで簡単に開けることができるから。
例えば、こちらの動画を見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=CfSxBulLB_A
今まで、「自転車は付属の鍵だけで充分」とおもっていた人には衝撃的な動画だと思いますが、こんな動画がyoutubeにあがっているのであれば、「カギを使わない自転車の鍵のあけ方」というのは、もしかしたら結構な認知度かもしれません。
なので、「自転車の鍵は付属のだけで大丈夫」とは思わずに、しっかりと対策をしていきましょう。
次に自転車を盗まれないために出来る対策を5つ紹介します。
1 自転車に複数の鍵をかける
自転車にカギをかけるのを一か所だけにしていませんか?
確かに、自転車に鍵をかけずにそのままでいるよりは、盗まれる確率も低いかもしれません。
しかしながら、自転車をロックするカギが一か所だけだと、そこを攻略された時にどうしても盗まれてしまいます。
なので、できれば2個以上のカギを自転車にかけておいてください。
2箇所以上に鍵をかけているのであれば、もし自転車泥棒が、自分の利用している自転車置き場にいたとしても、やはりロック解除に時間がかかる自転車は盗もうとはしないはず。
自転車泥棒も簡単に盗める自転車を優先したいですからね。
なので、「私の自転車は盗むのに時間がかかりますよ」といったアピールのためにも、最低でも2箇所にロックをかけておきましょう。
そして「自転車泥棒にアピール」といえば、目立つ鍵を利用することも大事です。
遠目に見ても、「あの自転車は鍵をかけているな」ってひと目で分かるようなものです。
具体的にうと、
・大きいのは正義
・他と違うの(目立つの)は正義
まあ、これは広告業界の言葉なんですけど。
自転車泥棒に、「この自転車は鍵がついていますよ」とアピールしたければ、
・遠目に見てもわかるような大きい鍵
・ひと目で鍵がかかっていると分かるような自転車と色の違う(できれば蛍光色の)鍵
をつけてみるだけで、それが自転車泥棒の目に止まりますので、自転車を盗む優先順位を下げるきっかけになると思います。
2 U字の鍵をかける
自転車の鍵には主に3種類あります。
・チェーンロック
・ワイヤーロック
・U字ロック
この中で、「チェーンロック」と「ワイヤーロック」はちょっとした知識と道具があれば簡単に切ってしまうことが出来ることを知っている人も多いと思います。
なので、
・チェーンロック
・ワイヤーロック
に関しては、防犯上の効果は「U字ロック」よりも低くなってしまいます。
(太いワイヤーであれば、それなりに大丈夫です)
「自転車にチェーンロックしたけれど、自転車置き場にいってみたら切断されたチェーンしかなかった」
といったことがないように、選ぶロックは「U字ロック」にしましょう。
3 自転車にテプラーなどで
最近よく見かけるようになった「防犯カメラ」ですが、あれは本物だけでなく、偽物(ダミー)があるのをご存知でしょうか?
本物と全くそっくりの作りで、ただ単にカメラが設置してあるだけ、中身や空っぽなんです。
それでそこに「防犯カメラ設置」なんて目立つところに書いてあったら、やはりダミーといえども防犯効果はあります。
なので、これを自転車に応用してみましょう。
例えば自転車にテプラーなどで、
「完全防水!GPS(位置情報習得)機能つき自転車」
なんて自転車泥棒の目にとまるようなところに貼ってあったら、やはり自転車泥棒としても、それが嘘かどうかはともかく、そういった自転車には手をつけようとせず、他の自転車を物色しますよね。
なので、「完全防水!GPS(位置情報習得)機能つき自転車」みたいな感じの自転車泥棒を遠ざけるような一言を自転車に貼ってみてはいかがでしょうか?
4 GPS機能のついた鍵
「ダミーでも充分効果があるよ」
と書きましたが、調べてみたところ実際にGPS機能の付いた商品は次々に登場しています。
自転車専用ではないですが、
・子供のランドセルにつけるもの
・お年寄りに持たせるもの
と言った商品、自転車につけても違和感がないものもありますので、そういったものを自転車につけて見るのもいいかもしれません。
5 サドルに鳥の糞
自転車泥棒としてもあまりにも汚すぎる自転車は乗ろうとは思わないはず。
しかしながら、自分の自転車を傷つけたり汚したりしたくはありませんよね。
なので、キレイでありながら「汚れているから乗りたくない」と、自転車泥棒に思わせるテクニックが必要になってきます。
そこでtwitterで見つけたのがこちらのアイデア。
一次審査通過作品】くらし雑貨 鳥のうんち
自分の自転車のサドルに鳥の糞が付いていたら…?きっと誰もが嫌な気持ちになります。これは鳥の糞は汚いといった人の共通認識を利用した自転車盗難防止グッズです。こんな発想があったとは!ほしい! pic.twitter.com/g8EBGJHZLZ
— 第3回雑貨大賞 (@zakkaawards) 2014年10月25日
これなら自転車泥棒も避けて通るはず!
まとめ
いかがでしたか?
やはりなにもしないでいるよりも、積極的に防犯対策をしたほうが自転車を盗まれる確率は減っていきます。
そして最後に、自転車泥棒の中には、鍵がついていようといまいと鍵の付いた自転車ごとトラックに乗せてもっていってしまう非常に悪質な自転車泥棒もいます。
なので、自転車にロックを掛けるときはタイヤの部分だけでなく、自転車と「金網」や「柱」などを結びつけるようなロックをしましょう。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。