隣人がベランダでタバコを吸っている…
・洗濯物にタバコの臭いが付くのは嫌!
・いつのまにか部屋の中にも入ってくる
・なんで閉めなきゃならないの?
と、お悩みではないですか?
たしかに、ベランダは外でしかも自分の領域ではないので、ちょっと文句は言いづらい…ですが、風とともに流れてくる煙草の煙のせいで、部屋に煙草の煙が流れ込んできたり、洗濯物が臭くなったりと迷惑千万!
「何とかして、隣のタバコを止めさせたい!」
という事で本日は、マンションのベランダの喫煙対策について紹介していきますね。
マンションのベランダの喫煙対策
マンションのベランダ喫煙の対策において、まず最初に確認しておきたいことは、「マンションの規約の確認」です。
マンションには色々な規約がありますよね。
例えば、「ペット禁止・OK」とか。
その中で、「喫煙禁止」と言った規約があればもちろんそれをたてに管理会社を話し合うことも出来ます。
ですが、「喫煙禁止」といった明確な規約がない場合でも、
・防火防災に関する規約
・隣人に迷惑をかけないための規約
などは必ずあると思います。
なので、組合や管理会社に相談する前に、必ず規約の確認をしましょう。
「〇〇なのでどうにかしてほしい」
と言った抗議であれば、「苦情を言っているのはあなただけなので、あなたの問題では?」
と言い返されたりもしますが、
「〇〇は△△の規約に違反しているのではないか?」
のであれば、組合や管理会社も動かざるを得ませんよね。
なのでまず最初にするべきことは、「マンションの規約の確認」です。
証拠を集める
ベランダの喫煙に該当する規約が確認できたのであれば、次は証拠集め。
といってもこれは、スマホで動画や画像を取るだけでいいと思います。
証拠があることで、喫煙している相手は「タバコなんか吸っていないよ~」と、言い逃れできません。
根拠を集める
・規約がある
・証拠がる
コレだけでもいいのですが、説得力をますためにもうひと工夫!
マンションのベランダでの喫煙がいかに有害なのかの根拠を集めましょう。
◆例えば、国民生活センターにはこのような資料がります。
マンションで受動喫煙の被害にあったら? (PDF)
◆これ以外にも、「火災防止」という観点から見ると、東京消防庁では、このような資料を作っています。
ベランダの喫煙・吸い殻の処理にご注意を! (PDF)
◆また、いざ裁判で争った場合に(最終手段ですが)どのような結果になるか?ですが、判例としては、
ベランダでの喫煙に対し、 損害賠償命令が出された事例 大阪市マンション管理機構
といったように、喫煙者に罰金5万円、という判例まで出ています。
◆最後に「健康」という側面から見た場合に、受動喫煙のリスクに関しては、日本医師協会がこんな発表をしています
受動喫煙のリスク 日本医師協会
こういった権威のある期間が発表している資料があると、近所や組合などに離す時に説得力が増しますので自分の意見を支えるためにも幾つか用意しておきましょう。
周りに同じような人がいないか探ってみる
一人だけで組合や管理会社に話を持っていっても、
・後回しにされたり
・はぐらかされたり
・なかなか動いてくれなかったり
と言った事があります。
なので、同じように煙草の煙で迷惑している人がいないか探してみましょう。
一人だけだとなかなか聞き入れてくれない要望でも、人数が増えることによってちゃんと対応してくれますので、一人で悩まずに相談できる人を探してみてください。
いざ、苦情
といっても本人に直接言うのは、賢くないやり方。
本人に直接言うことで、
・根に持ったり
・逆恨みされたり
・嫌がらせをされたり
といったことも考えられます。
なので、本人に直接言わずに、管理会社や組合を通して改善を求めましょう。
(出来れば最初は匿名希望で)
まとめ
いかがでしたか?
長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめてみますね。
◆まずは規約の確認
「単なる苦情」ではなく、「規約違反」ということであれば、管理会社や組合も動きやすいです。
◆証拠を集める
「タバコなんか吸っていないよ」という言い逃れを防ぎます
◆根拠を集める
自分の意見を後押しする根拠を集めましょう。
「消防庁」や「裁判の判例」など、権威のあるものであればなおよし
◆周りに同じような人がいないか探ってみる
一人の声は小さいので、組織もなかなか動いてくれませんが、大人数になると組織も動かざるを得ません。
◆いざ、苦情!
逆恨みされないためにも本人に直接言うのではく、管理会社や組合を通して苦情を言いましょう。
と、マンションのベランダの喫煙対策は以上になります。
迷惑行為を減らして、快適な暮らしを目指しましょう!
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。