洗濯物が洗っても臭い!
・生乾きでもないし…
・着るとじわじわ臭ってくる
・何回洗っても臭いが落ちない
・汗をかいていないのに汗のニオイがする
と、悩んでいませんか?
私の場合、シャツやパンツ、バスタオルがこんな状況だった時があります。
洗いたてのときはなんとも無いので、
「ニオイが取れた!」
と思って身につけてみると、しばらくたったら「あれ、この前と同じニオイが…」と。
別に大量に汗をかいているわけではありません。
また、お風呂上がりの着替えの後なので、「体のニオイ」と間違えているわけでもないので、これは衣類に染み込んでしまった洗っても落ちない臭いなんです。
「もう寿命かな?」思って捨てるのもありなんですが、お気に入りのものであれば、ちゃんと臭いを取って、これからも使っていきたいですよね。
そこで本日は、私が試して効果のあった、衣類に染み込んでしまった洗っても落ちない臭いを取る方法と、洗っても臭いが落ちない原因を合わせて紹介します。
洗っても落ちないシャツなどの洗濯物の臭いのとり方
・洗濯はしっかりしているのに…
・着る前はなんとも無いのに着るとジワジワと臭ってくる
・何回洗っても臭いが取れない
と、悩んでいるのであれば、それは、洗濯のやり方が悪いのではなく、洗濯洗剤のせいではなく、衣類に臭いが染み込んでいるパターンです。
これって結構悩みの種なんですよね。
気に入っている服が臭ってくるのであれば、なおさら。
ちょっとの手間で、洗っても落ちない洗濯物の臭いの悩みとはおさらばできますので、わかりやすく紹介しますね。
洗っても落ちない衣類の臭いを取る簡単な方法は、「酸素系の漂白剤」と使ってつけ置きすること。
やり方をざっくりと説明すると、
- バケツにお湯をためる
- 衣類ををひたす
- 酸素系漂白剤を投入
- 15分~30分ほどそのまま
- よくすすぐ
となります。
それぞれわかりやすく、写真付きで説明しますね。
1 バケツにお湯をためる
今回使用したのは、100均のダイソーで購入したバケツです。
10リットルまで使用できる大きさですが、この大きさでもとても便利。
・バスタオル
・作業着
・靴下
・シャツ
・パンツ
といった衣類だけでなく、ランニングシューズも入れることができますので、酸素系漂白剤を使ってつけ置きするときには重宝しています。
そして、つけおきに使用するお湯の温度は40~50℃くらい。
といっても温度計で実際にはかったわけではありません。
「大体このくらいかな~」って感じ。
クリーニング店で汚れ落としに使っているお湯の温度は、約60℃だそうですから、お湯の温度は少し熱いくらいでもいいですよ。
お湯そのものには洗浄能力はありませんが、「酸素系の漂白剤」の雑菌を処理する効果ををより高める働きがあります。
2 衣類ををひたす
バケツの中に、「洗ってもなんだか臭ってくる衣類」をドボンしてください。
今回は撮影の為ポロシャツを二枚使用しました。
(臭うわけではありませんが、焼肉のタレをつけてしまったため)
3 酸素系漂白剤を投入
何回洗っても落ちない洗濯物を入れたら、次に酸素系漂白剤を投入してください。
今回は、大さじ5杯ほど入れました。(かなりアバウトですが…)
酸素系漂白剤を使用する時の量の目安は後で詳しく書いておきますので、確認してください。
酸素系の漂白剤をお湯の中に入れると、ブクブクと泡が立ってきます。
この泡が、「臭い」や「汚れ」にガツンと効いてきます。
そして、今回使用した酸素系漂白剤ですが、シャボン玉の「酸素系漂白剤」を使用しました。
4 30分ほどそのまま
つけたらすぐ取り出しても、効果はあまり期待できません。
目安となる時間は、15分~30分ほど。
ですが、私の場合、「気がついたら一時間も」なんてときやそれ以上の時も!
酸素系の漂白剤の場合、塩素系の漂白剤と比べて、つけ置きしすぎてもあまり色落ちがしないので、安心してついついほったらかしてしまうことも…。
以前、
「ランニングシューズがちょっと臭うから、酸素系の漂白剤でつけ置きして除菌、消臭しよう!」
って時に、うっかり忘れていて一晩そのままでいたことがありましたが、黒のランニングシューズの色落ちは全くしませんでした。
(靴の臭いはしっかり取れていましたよ!)
5 よくすすぐ
「よくすすぐ」と言っても特別なことをやっているわけではありません。
洗濯機に入れて「ガーッ」と、いつもやってるあれです。
洗濯物の除菌をするのに使用した酸素系の漂白剤の成分を、水で洗い流すのが目的です。
すすぎ→脱水
と、このへんは洗濯機におまかせですね。
そして、バスタオルを乾かしたら完成!
あれだけ気になっていたバスタオルのあの嫌な臭いがどこかにいってしまっています。
◆つけ置きする目安となる時間
つけ置きする時間や使用する量ですが、これは用途にによって違ってきますので、注意が必要です。
今回使用したシャボン玉の酸素系漂白剤の裏面に書かれている「時間」と「量」の目安はこんな感じです。
洗濯 | 30リットルに対して15g | 30~50℃ |
しみ抜き | 2リットルに対して10g | つけ置きは、 30~50℃のお湯 15分~30分ほど |
台所 | 2リットルに対して8g | つけ置きは、 30~50℃のお湯 15分~30分ほど |
なぜ、酸素系の漂白剤を選んだのか?
何回洗っても臭ってくる、Tシャツや靴下のあの嫌な臭いを取るために、なぜ、酸素系の漂白剤を選んだのか?
一番の理由は、「色落ちしないから」です。
ハイターなどの塩素系の漂白剤をつかっても、
・消臭
・除菌
・漂白
といった効果が期待できますので、
・おしぼり
・ふきん
・まな板
と言ったものに、ハイターなどの塩素系の漂白剤を利用している人も多いのではないでしょうか?
もちろんそれはありなんですが、ハイターを使って除菌、漂白するものって結局、「色落ちが気にならないものだから」なんですよね。
逆に言えば、ハイターなどの塩素系の漂白剤は「色モノ」には向いていないんです。
それに対し、
酸素系の漂白剤の場合、「消臭」「除菌」の効果は優れていますが、漂白する力が弱いので、色ものにも使うことができます。
先程書きましたが、「黒のランニングシューズ(ナイキ)」が臭ってきたので、うっかり一晩つけ置きのままでほったらかしたときでも、目立った色落ちはなく、それどころか、「以前のまま」と言った印象が強かったのを覚えています。
そしてもう1つ、酸素系漂白剤を使う理由ですが、漂白剤を使う時に「手荒れをしなくなった」事があげられます。
塩素系の漂白剤は効果はとても高いのですが、なんせ手が荒れる…ということで、酸素系漂白剤を使っています。
また、私の場合、最近では、洗濯物だけでなく、
◆布団のシーツや枕カバー
◆水筒
◆食器
といったものに関しても、酸素系漂白剤で定期的に除菌・漂白していますよ。
何回洗っても衣類が臭ってくる原因
何回洗っても衣類が臭ってくる原因ですが、これは臭いの原因である「菌」が衣類の繊維の中で繁殖しているからなんです。
「えっ?ちゃんと洗濯しているよ」
っていいたくなる気持ちは充分わかります。
がしかし、残念ながら衣類が臭う原因は「雑菌」なのです。
じつは、「洗濯したら衣類についた雑菌は100%落としきれるか?」といえば、決してそうではありません。
ほぼ確実に雑菌は残ってしまいます。
・元々ついていたものが落としきれてなかったり
・洗濯槽にこびりついた汚れの中で雑菌が繁殖していたり
と、原因はさまざま。
そして、雑菌が繁殖するには、
・水分
・適度な温度
・栄養
の3つが必要で、バスタオルがこの条件を一番満たしているからなんです。
まず、「水分」ですが、これは
・空気中に含まれ散る水分を吸収したり
・自然にかいてくる汗を吸い込んだり
と言ったことが原因で、着ているだけで衣類は水分をだんだんと含んできます。
そして「適度な温度」ですが、衣類を着用することによって、体の温度が衣類に伝わって、雑菌が活発に活動する温度まで上昇します。
これが雑菌が爆発的に繁殖する原因の1つです。
最後に、「栄養」ですが、雑菌が好むのは体から出た老廃物。
体から出てくる、
・汗
・皮脂
・老廃物
といったものを、雑菌は栄養としているのです。
こういった理由で、
「着る前は全く臭わなかったのに、着始めたらだんだん臭ってくる」ようになってくるのです。
まとめ
いかがでしたか?
洗っても落ちない洗濯物の臭いの取り方の要点をもう一度まとめると、
- バケツにお湯をためる
- 衣類をひたす
- 酸素系漂白剤を投入
- 30分ほどそのまま
- よくすすぐ
となります。
「お湯に粉末を入れて、30分ほどつけておくだけ」
と、 あまり難しい作業ではなく、自宅で簡単にできますので、
「最近何回洗ってもシャツから嫌な臭いがするな」
と感じたら、一度試してみてください。
また、今回紹介したやり方を試してみても、なかなかにおいが取れないのであれば、もしかしたら原因は、洗たく槽にあるのかもしれません。
「洗たく槽の洗浄」していますか?
アリエールのアナウンスだと「3~4ヶ月に一度」洗たく槽を洗浄することを、おすすめしています。
洗たく槽の具体的な洗浄のやり方は、こちらの記事で確認できます↓
(やり方も簡単!専用の粉末を入れて洗たく機をまわすだけ)
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。