洗濯物を早く乾かしたい!
・うっかり忘れていた
・急に必要になった
・いそがしいから時間短縮したい!
と言った理由で、洗濯物を早く乾かさなければならない時ってあると思います。
私の場合、過去に作業着を全部洗ってそのまま寝てしまい、次の日に仕事に着ていくものがなくて、あわててドライヤーで乾かした記憶があります。
(結局、乾ききらずちょっと濡れたままでしたが…)
それ以外でも、友人の話では、
「子供の野球大会がある日は、ユニフォームを每日洗って次の日にまで乾かさなければならないから大変…」
なんて声も。
「洗濯物をなるべく早く乾かしたい!(時間短縮したい)」
ということで、本日は、洗濯物を早く乾かす方法を紹介していきたいと思います。
Contents
洗濯物をなるべく早く乾く条件
洗濯物を早く乾かす方法を紹介する前に、洗濯物をなるべく早く乾かしたいのであれば、まずはポイントを押さえておきましょう。
洗濯物を早く乾かすポイントは、
・湿度を低くする
・大気の温度はなるべく高い方がいい
・風通しがしっかりしている
それぞれわかりやすく説明すると、
◆湿度を低くする
湿度が高いと、洗濯物に含まれる水分が逃げていかないため、乾きが悪くなってしまいます。
◆大気の温度はなるべく高い方がいい
洗濯物の水分の蒸発を考えれば、大気の温度が高いことも重要です。
◆風通しがしっかりしている
しっかり空気の動きがあることで、洗濯物の周りの湿度が下がり、乾きやすくなります。
と、洗濯物をなるべく早く乾かしたいのであれば、この3つのポイントを押さえておきましょう。
ということで、だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、次はいよいよ実践編です。
洗濯物をなるべく早く乾かす7つの方法
洗濯物をなるべく早く乾かす方法ですが、先ほど紹介した
・湿度を下げる
・温度を上げる
・風通しをよくする
の順番に紹介していきますね。
1 部屋の湿度を下げる
例えば極端な話ですが、「湿度100%」なんて場合は、空気はこれ以上水分を含むことができません。
なので、洗濯物に含まれている水分が空気中に逃げることができませんので、洗濯物が乾かない状態と言えます。
天気が雨や雪で、洗濯物を室内に干さなければならないのであれば、洗濯物を干す場所の湿度はなるべく下げておきましょう。
といっても、むずかしいことではありません。
コツとしては、
・他の場所から湿度の高い空気が入り込まないように密室を使う
・室内に「除湿機」などを置いて空気中の水分をとっておく
この2つを一番簡単にできるのは、やはり「浴室」ではないでしょうか?
浴室暖房乾燥機があればそれを回せば一発解決だし、ない場合でも、浴室に除湿機を置いて運転するだけで、浴室の湿度はグングン下がっていきます。
(浴室は狭いため)
また、浴室が使えない場合は、他の部屋を使用しなければならないのですが、この場合はエアコンをあらかじめ「除湿(ドライ)モード」にしておくとベター。
さらに、もっとガンガンに乾かしたいのであれば、冷房を最大にして部屋の湿度をいったんがくんと下げて置くのもいいですね(ただし電気代はかかってしまいますが)
【関連記事】
エアコンがない場合は、除湿機をかけておいてもいいですね。
洗濯物をまわしてからでもいいですので、洗濯物をなるべく早く乾かしたいのであれば、干す場所を決めて、湿度の低い環境を作っておきましょう。
しかしながらリビングなど、人のいる場所で洗濯物を乾かすときに気をつけてほしいこともあります。
それは、「室内を乾燥させすぎないこと」
とくに冬場は室内を乾燥させすぎてしまうと、
・のどの粘膜が乾燥してしまったり
・インフルエンザの菌などが繁殖しやすくなったり
と、あまりいいことはありませんので注意してくださいね。
次に、洗濯物を干す時の温度に関する工夫を紹介します。
2 部屋の温度を上げる
夏の暑い日はいいのですが、冬の寒い日などに洗濯物をなるべく早く乾かしたいのであれば温度も重要になってきます。
とはいっても、やはり電気代は節約しておきたいところ。
洗濯物を乾かすためだけに、0から、
・暖房を入れて部屋を暖める
・除湿機を使って湿度を下げる
のは、電気代がもったいない!って思っている人も多いと思います。
なのでやはり寒い冬場に室内で洗濯物を乾かすのであれば、何も使っていない部屋ではなくて、ストーブや除湿機、エアコンなどで温度や湿度の調節が簡単な、リビングが最適だと思います。
そして、洗濯物を干す時の、風通しに関する工夫を紹介します。
洗濯物をなるべく早く乾かすためには風通しをよくすることが必要ですが、これは、
・洗濯物を干す時にできる工夫
・洗濯物を干してからできる工夫
の2パターンがあります。
それぞれわかりやすく紹介しますね。
3 洗濯物の空間をなるべく空ける
洗濯物の間隔を開けることで空気がこもらなくなり、洗濯物の水分を多く含んだ空気がどんどん循環していきますので、その結果、早く乾きます。
逆に洗濯物が密集していると、洗濯物の水分を多く含んだ空気がとどまってしまいがちに…。
なので、なるべく洗濯物の間隔を開けるような工夫をしてみてください。
4 洗濯物を広げてから干す
そして、洗濯物を早く乾かしたいのであれば、洗濯物自体もなるべく広げてから干しましょう。
例えば、Tシャツですが、干す時に細いハンガーをつかうと、お腹と背中の部分がくっついてしまいますよね。
この状態は、乾くのが遅くなる原因です。
なので、厚めのハンガーを使って生地がくっつかないようにしましょう。
Tシャツ以外にも、
・ズボン
・靴下
・バスタオル
といったものも、なるべく広げて生地同士がくっつかないようにしてから干しましょう。
5 洗濯物に風を当てて、空気の循環をよくする
そして、ココまできたらもうひと工夫!
洗濯物をより早く乾かしたいのであれば、風通しをよくすることです。
具体的に言うと、
・エアコンを使用しているのであれば、できるだけ近いところで干す
・扇風機などで風を送ってやる
洗濯物の風通しをよくすることで、洗濯物から逃げた水分を含んだ空気をそのままにしておかず循環させていますので、その結果、早く乾いてきます。
ようするに、エアコンや扇風機で洗濯物からでた水分を含んだ空気を吹き飛ばして、新しい空気を送り込むようにするのです。
エアコンの前に洗濯物を干すための「エアコンハンガー」という商品もありますので、こういうものを使ってみるのもいいですね。
と、ここまでは、ふつうに干して乾かす時の工夫を紹介しました。
しかし、これだけではなく、
「どうしても今すぐ乾かしたい!」
って時もあると思います。
そんな時に使える方法ですが、ネットの中をくまなく探してきたら、ちゃんとありました。
・ビニール袋とドライヤーを使う
・最後の手段 コインランドリー
この2つのやり方です。
6 【緊急】 ビニール袋とドライヤーを使う
ビニール袋とドライヤーを使って洗濯物を早く乾かす方法ですが、やり方はとても簡単!
|
と、これだけ。
ようはコンビニやスーパーでもらうことができるビニール袋に洗濯物とドライヤーを入れて、その熱風で乾かすという感じ。
かかる時間は洗濯物の大きさや素材によりますが、ドライヤーが密閉した空間を素早くあたためますので、驚くほど早く乾燥させることができます。
ただ、この方法を試すときに気をつけてほしいことがあります。
それは、ビニール袋が熱を持って溶けてしまうことがあること。
この方法を試す時は十分注意してください。
7 【緊急】 コインランドリーを使う
そしていよいよ最後の手段ですが、それは「コインランドリー」を使うこと。
コインランドリーでかかる時間を調べてみたのですが、乾燥だけならだいたい20~30分程度。
しかもビニール袋とは違って、一度に大量に乾燥させることができますので、洗濯物が大量にある場合には、コインランドリーを使用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
洗濯物をなるべく早く乾かす方法7つ、要点をもう一度まとめてみると、
◆なるべく湿度の低い状態を作る
洗濯物を干す前に、除湿などをして大気の湿度を下げておく
◆暖かい場所に干す
寒い冬場の室内干しでは、部屋の中を暖かくさせておく
◆洗濯物を密着させないような干し方をする
洗濯物を密着させると空気が流れなくなりますので乾きが遅くなります
◆洗濯物を広げてから干す
洗濯物を干す時はなるべく広げてから干しましょう
◆洗濯物に風を当ててやる
エアコンや扇風機などを使って洗濯物に風を当ててやりましょう
◆ビニール袋とドライヤーを使う
少量の洗濯物でしたらこれが効果的
◆コインランドリーを使用する
今すぐ乾かしたい洗濯物が大量にあるのであれば、コインランドリーが一番です
と、洗濯物を早く乾かす7つの方法を紹介しましたが、
「出張先のホテルでシャツとパンツだけ洗って次の日までに乾かしたい」
といった場合では、ビニール袋とドライヤーを使ってみたりと、シーンに合わせていろいろ使い分けてみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。