冷蔵庫を開けっ放しにしたら故障するの?
・仕事から帰ってきたら冷蔵庫が開けっ放しに…
・それ以降なんだか冷えない
・コレって故障なの・・・?
と、お悩みではないですか?
私も過去に二度ほどあります!
外出して帰ってきたら冷蔵庫が半開きに…
一回目は閉めたらすぐ直って冷蔵庫の冷却機能も元に戻ったのですが、二回目は冷蔵庫の冷却機能はなかなか直らず…
でもちゃんと、元に戻りましたよ!業者も使わずに!!!
冷蔵庫を開けっ放しにして故障してしまうこともあるようですが、私の場合、故障ではなく霜が原因で、冷蔵庫の冷却機能がうまく作動しなかったようです。
なので、冷蔵庫を開けっ放しにしてしまって、冷蔵庫の冷却機能が落ちてしまったのであれば、業者に修理を頼む前に試してみてほしいことがあります。
ということで本日は、冷蔵庫を開けっ放しにしてしまって冷却機能が元に戻らなくなってしまった時の対処法について紹介していきますね。
Contents
冷蔵庫を開けっ放しにしておくことで
冷蔵庫と開けっ放しにしておくことで、
・冷蔵庫の中の温度が急激に上がってしまう
・それを冷やそうとして電気代がかかってしまう
・開けっ放しの部分から湿気が入り冷蔵庫の中に水滴ができる
といったことが考えられます。
それぞれどのようなことなのか、わかりやすく説明していきますね。
冷蔵庫の中の温度が急激に上がってしまう
昔、某TV番組で「一ヶ月一万円生活」って企画をやっていたのを知っていますか?
あの番組の中で、「冷蔵庫は開けたらすぐ閉める」というのを実践していましたね。
冷蔵庫から食材をとったらすぐ閉める!
冷蔵庫を開けて「今日は何を作ろうかしら…」なんてことをやっていると、そこからどんどん中の冷気が逃げてしまって冷蔵庫の中の温度が上がってしまうんです。
そうなってくると、冷蔵庫の中の食材の温度はどんどん上がってしまいますし、なによりそれを再び冷却する電気代がかかってしまう・・・。
なので、冷蔵庫を開ける前に献立を考えておいて、必要な食材を冷蔵庫から出したらすぐに閉める、ということを実践していました。
そうなんです。
冷蔵庫を開けっ放しにすると、そこから中の冷気がどんどん逃げていってしまいますので、その中にある食材の温度も上昇してしまいます。(電気代もかかってしまいます)
そして最悪の場合、腐ってしまうことに・・・。
ほら!お弁当って腐らないように、日陰に置いたり中に冷たいゼリーとか入れたりして、なるべく低温を保とうとしますよね。
そんな感じで、冷蔵庫をあけっぱなしにして温度が高い状態にすると食材の鮮度がどんどん落ちてしまい、食材が腐ってしまうことが考えられます。
それを冷やそうとして電気代がかかってしまう
そして、冷蔵庫を開けっ放しにすることで気になるのは、食材の鮮度だけでなく電気代もですよね。
「冷蔵庫をあけっぱなしにすると電気代がかかるでしょ!」
何て子供の頃に親によく言われましたが、実際の所、冷蔵庫をあけっぱなしにしておいてかかる電気代は、
1時間あたり、約16円
となってきます。
もっとかかりそうなイメージがありますが、意外に少ないですね。
とはいっても、
1日(24時間)では、約384円
一週間では、約2688円
となってきますので、一週間であれば結構な料金がかかってしまいますね。
旅行など、長期に家をあける場合には冷蔵庫などの電気がかかりそうな場所においては、しっかり確認しておいたほうがいいですね。
開けっ放しの部分から湿気が入り冷蔵庫の中に水滴ができる
案外知らないのが、湿気による水滴や霜が、冷蔵庫に悪影響を与えることではないでしょうか?
わかりやすく言うと…
冷凍庫の中にある霜なんですが…あれって冷凍庫を開けた時に入ってしまった空気の水分が冷やされてできたものなんです。
それが、冷凍庫ではなく冷蔵庫であれば、凍らせる温度設定ではないので、霜ではなく水滴ができてしまうし、その結果、中にしまってある食材がビショビショに・・・。
これだけなら拭き取ればいいのですが、冷蔵庫の中にある冷却機関の部分まで水分が入ってしまうと、その部分はとても低い温度ですので、その部分が霜ができてしまいます。
冷蔵庫の冷却装置まで霜で凍ってしまうと、こんどはうまく冷却できずに冷蔵庫の中がなかなか冷えない状態に…
「コレって故障かな・・・」
といった状態になってしまいます。
実際には冷蔵庫の故障ではなく、冷却装置が凍ってしまったので、うまく作動していないだけなんですが・・・。
冷蔵庫を開けっ放しにして以降、冷蔵庫の中がなかなか冷えなかったり異音がするのであれば、これは冷却機関が凍っている状態なんです。
冷凍庫の中にできている霜が冷却装置にもついてしまって、うまく動作ができない…そんなイメージですね。
なので、この霜を取ってやることで冷蔵庫の冷却機能はもとに戻ることが多いですよ!
冷却機能をもとに戻すには
冷蔵庫を開けっ放しにしてから、なかなか冷えない…なんて場合には、先ほど紹介したように冷蔵庫の冷却装置まで凍っている場合が多いです。
なので、そこの霜を取ってやればもとに戻るのですが…やり方は簡単ですよ!
冷蔵庫のコンセントを抜いて電源を落とすだけ!
電源を落としていったん冷却装置の機能を止めることで、そこについてしまった霜を落としましょう。(出来ればその間に冷蔵庫の中を徹底的に掃除するのもいいですね)
https://switch-blog.net/archives/7925
そうなってくるとむずかしいのはタイミング!ですね。
なるべく冷蔵庫の中のものが少ない買い物に行く前の状態で、冷蔵庫の電源を落とすのがいいのではないでしょうか?
そして中に残っている食材ですが、これはクーラーボックスなどに入れてなるべく温度が逃げないようにしましょう。
そして冷却装置の霜が落ちたのを確認したら再び電源を入れる。(私の場合、一人暮らし用の小さい冷蔵庫だったので、半日ほど冷蔵庫の電源を落としただけで直りました)
そうすることで、冷蔵庫の冷却機能が回復しますよ!
それでもだめな場合
冷蔵庫のコンセントを抜いて冷却装置の霜を取ったけど、冷却機能がもとに戻らない・・・のであれば、もしかしたらそれは故障している可能性があります。
冷蔵庫の冷却装置ですが、もともと「冷やし続ける」事を前提に作られていません。
設定温度まで冷やしたらそのままの温度をキープするのが目的ですので、冷蔵庫を開けっ放しにして冷やし続けるのは、ブラック企業もびっくりのオーバーワークなんですよ。
そうなってくると、全速力で走っているようなものなので、冷却装置が熱を持ってしまったりします。
そしてその結果、最悪の場合冷却装置が壊れてしまうことももちろん考えられますので、先ほど紹介した方法でもだめな場合はメーカーに問い合わせるなどして対応してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめてみますね。
◆冷蔵庫をあけっぱなしにしておくことで…
冷蔵庫と開けっ放しにしておくことで、
・冷蔵庫の中の温度が急激に上がってしまう
・それを冷やそうとして電気代がかかってしまう
・開けっ放しの部分から湿気が入り冷蔵庫の中に水滴ができる
といったことが考えられます。
それぞれ簡単に説明すると、
・冷蔵庫の中の温度が急激に上がってしまう
冷蔵庫を開けっ放しにすると、そこから中の冷気がどんどん逃げていってしまいますので、その中にある食材の温度も上昇してしまいます。
・それを冷やそうとして電気代がかかってしまう
冷蔵庫をあけっぱなしにしておいてかかる電気代は、1時間あたり、約16円となってきます。
・開けっ放しの部分から湿気が入り冷蔵庫の中に水滴ができる
冷蔵庫をあけっぱなしにしておくことで、空気中の水分がどんどん冷やされて水滴ができてしまい、その結果、冷蔵庫の中はビショビショになってしまいます。
また、空気空の水分が冷蔵庫の冷却装置のなかで固まってしまうと、冷却装置がうまく機能せずに「冷えない」とか「冷えにくい」状態になってしまいます。
◆冷却機能をもとに戻すには
冷却機能をもとに戻すのは、冷却装置の霜を取ってやることで簡単に元に戻すことができますよ。
やり方は簡単!
冷蔵庫のコンセントを抜いて、運転を停止させるだけ。
このまましばらく置いておくことで、冷却装置についた霜が取れてきます。
◆それでもだめな場合
冷蔵庫のコンセントを抜いて冷却装置の霜を取ったけど、冷却機能がもとに戻らない・・・のであれば、もしかしたらそれは故障している可能性があります。
冷却装置が壊れている可能性がありますので、そんな時はメーカーなどに問い合わせてみてください。
特に小さいお子さんがいる家庭では、自分はしっかりと冷蔵庫を閉めたつもりでも、こどもが冷蔵庫をあけっぱなしに…なんて場合も考えられますので、気をつけてくださいね。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いただき、ありがとうございます。