風呂の天井に水滴がつくのはなぜ?その原因と簡単な水滴防止方法!

 

風呂の天井に水滴がつくのはなぜ?

・最近お風呂場の天井の四角い部分に水滴ができるようになった
・よく水滴が落ちてくる
・水滴ってほうっておくと、カビの原因になるよのね…

と、お悩みではないですか?

たしかに、お風呂場の天井の水滴って厄介ですよね。

気づきにくいし、掃除しにくいし、カビの原因になるし…。

できれば、お風呂場の天井に水滴がつかないようにしたい!

ということで、本日は、お風呂の天井に水滴がつく原因とその防止方法について紹介していきますね。

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なぜ?お風呂の天井に水滴がつく原因

 お風呂の天井に空いて気がつく原因ですが、まず結論から言えばこれは、「結露」なんです。

結露とは…

結露(けつろ)とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のことである。

例:温度20℃・湿度50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。

引用 wikipedia 結露

もう少しわかりやすく言うと…

結露とは、急激な温度差で空気中に含まれる水分が冷やされて水滴になり、物質の表面につくこと、といえばわかりやすいでしょうか。

具体的に言うと、冷たい氷水などが入ったグラスの表面につく水滴なんかはそうですね。

あれも、空気がグラスの冷たさで急激に冷やされることによって、空気中の水分が水滴になりグラスの表面についているのです。

 

このような現象が、浴室の天井でも発生しているのです。

浴室の空気って水分を多く含んでいて、それでいて温度も高いですよね。この空気が比較的冷たい天井に触れると、冷やされて水滴になり天井に溜まっていくのです。

となってくると、お風呂場の天井に水滴が付かないようにするには、この温度差をなくしていけばいいのですよね。

お風呂の天井に水滴がつかないようにする対策

お風呂場はもともと湿気の高い場所ですので、ある程度の水滴は浴室の壁や天井に発生してしまいます。

とはいっても、工夫次第で天井の水滴を減らすことができますよ~。お風呂場の天井の掃除はめんどくさいので、できるだけ水滴を減らすようにしましょう。

ということで、お風呂場の天井の水滴を減らす対策ですが、

  1. 天井に断熱材を貼る
  2. 換気扇を回す
  3. 残り湯にはフタをする

それぞれ詳しく説明していきますね。

1 天井に断熱材を貼る

先程も言いましたように、お風呂場の天井に水滴ができる原因は、天井と浴室の急激な温度差にあります。

なので、天井と浴室の温度差をなくすことが水滴を減らすことにつながっていきますよ~。

そこで効果的なのは、浴室の天井に「断熱材」を敷くことです。

断熱材を敷くことで、浴室と天井の温度が遮断されますので、その結果、「天井が外の気温によって冷やされない」状態ができます。

特に、「浴室の天井の四角い部分だけ水滴がよくできる」という書き込みをよく見かけますが、これはその部分だけ断熱材が敷かれていないので、外気によって冷やされているからなのです。

「浴室の天井の四角い部分」ですがこの部分は「点検口」ですので、もしかしたらこの部分だけ断熱材を敷いていない可能性が高いですね。

断熱材に関しては、こちらの記事で効果を検証していますので、参考にしてみてくださいね。

断熱シート(プチプチ)って実際に効果があるの?・断熱シートの購入を考えているのだけれど…・買う前に効果があるか知りたい!ってお悩みではありま...

2 換気扇を回す

水滴の原因は水分を多く含んだ空気にもあります。

なので、お風呂から出たら必ず換気扇を回して、水分を多く含んだ空気を外に逃がしてください。

そうすることで、浴室の湿度はだんだん下がってきますので、その結果、水滴の出来にくい環境になります。

3 残り湯にはフタをする

せっかく水分を多く含んだ空気を外に逃がしても、残り湯から湯気が出ているのであれば、効果半減。

残り湯を洗濯に使うのは全然ありなのですが、浴槽にためて保存しておく時はなるべく湯気を出さないようにきっちりフタをしておきましょう。

それでも天井に水滴がついてしまった場合は…

といろいろと紹介してきましたが、やはり浴室は湿気の多い場所ですのでどうしても天井に空いて気がついてしまうことも考えられます。

それをそのまま放置しておくとカビの原因に…

ということで、水滴を付けない工夫も必要ですが、空いてしまった水滴を拭き取ることももちろん重要です。

となってくるのと、考えられるのが「スポンジやふきんで水滴を取り除くこと」なのですが、スポンジやふきんでも水滴はもちろん拭き取れるのですが、ある程度水分を吸収してしまうと今度は水分を拭き取ることができずに、「水分を伸ばしている状態」になってくることってありますよね。

なので、100均で購入できるスポンジやふきんを使うことももちろんありなのですが、浴室の天井に関しては、吸水性の高い吸水専用のスポンジやふきんを使って水滴を掃除することをおすすめします。

例えば、この「超吸水スポンジ」ですが、

こちらの動画で確認できますが、これだと普通のスポンジであれば「ある程度水を拭き取ったら、あとは余った水分を伸ばすだけ」状態だったのが、最後まできちんと水滴を拭き取ることができますので、手間が省けますので断然楽になりますよね。

(食器洗いには使えないですが、水滴取りには特化したスポンジですね)

https://www.youtube.com/watch?v=t_n74tIlC18

また、「絞れば何度でも使える」ということで、お風呂場に置きっぱなしで濡れていてもすぐ使うことができますので、これまたズボラな私には嬉しい仕様。

天井の水滴を拭き取るためだけに、乾いたスポンジやふきんを取りに行くことはちょっと面倒なのは私だけではないはず…。

そして、もうひとつ!天井が高いのであれば、こういったワイパーのものを使って掃除するのもいいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=T0uNXXC4rn4

 まとめ

いかがでしたか?

長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめてみますね。

◆お風呂の天井に水滴がつく原因

お風呂の天井に空いて気がつく原因は「結露」です。

浴室と天井の温度差によって空気中の水分が冷やされて水滴になり天井につくのです。

◆お風呂の天井に水滴がつかないようにする対策

1 天井に断熱材を貼る

断熱材を貼ることによって、外気の冷たさから浴室の天井が冷えるのを防ぎます

2 換気扇を回す

水分を多く含んだ空気は冷やされると水滴になりますので、できるだけはやく逃しましょう

3 残り湯にはフタをする

残り湯から出る蒸気もまた水滴の原因になりますので、蒸気を出さないように残り湯にはフタをしましょう。

◆それでも天井に水滴がついてしまう場合は

水滴がついてしまってそのまま放置しておくとカビの原因になります。

スポンジやふきんで拭き取ってカビの原因を防ぎましょう

となります。

超吸水のスポンジは浴室の天井だけでなく、壁や浴槽などにも使えますのでとっても便利ですよ~。

本日の記事は以上です。

最後までお付き合いただき、ありがとうございます。

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