寝室の湿度の最適ってどれくらい?
・湿度計で70~80%もある!
・湿度が高すぎて過ごしにくい
・逆に、加湿器を使っても湿度がなかなか上がらない
・そういえば、あまり換気していなかったっけ
と、お悩みではないですか?
たしかに寝室って寝ているときだけしか使いませんので、リビングなどと比べていろいろと後回しになりがちですよね。
お客様が見に来るわけでもないのに…ってな感じで。
そんな感じで放っておくと、気がついたら、寝室の湿度計を見たら70~80%なんてことも!
これでは快適な湿度とは言えないですよね。
もしかしたら悪い夢をみてしまったり寝苦しかったりするのは、寝室の湿度が最適ではないからなのかも・・・。
「寝室の湿度をどうにかして適切な湿度にしたい!」
ということで本日は、寝室の湿度ははどのくらいが最適なのか?と、湿度が高すぎる、低すぎる時の調節方法を紹介していきますね。
Contents
寝室の湿度はどのくらいが最適?
寝室の湿度はどのくらいが最適か・・・?ですが、まず結論から言うと、湿度50%前後が睡眠を取るのには適しているそうです。
ちなみに温度ですが…睡眠を取るのに適した温度は、夏と冬で違っていて、
・夏季 24~28℃
・冬季 13~21℃
となっています。
まあ、個人差はあると思いますので、若干の違いは出てくると思いますが…。
とはいえ、だいたいこの辺の数値が目安になってくる感じですね
しかしながら、放って置くだけでは、一年を通して寝室の湿度を快適な数値に持っていくのは、ちょっと難しいですね。
なので、湿度が高くなったら下げてやって、またその逆に、湿度が低いのであればあげてやる工夫が必要になってきます。
ということで、次の章では、寝室の湿度のコントロール方法について紹介していきますね。
寝室の湿度を最適に!コントロール方法はこれ!
寝室の湿度をコントロールする方法ですが、
・湿度が高い時に下げる方法
・湿度が低い時に上げる方法
の2つに分けて紹介していきますね。
・湿度が高い時に下げる方法
寝室の湿度が高くなってしまう原因ですが、大きく分けると、
- 布団を干さない
- 換気をしない
- 寝室に水分を持ち込む
の3つに分けることができます。
なので、対処法については原因別に違ってきますので、それぞれの原因の説明とそれにあった対処法について紹介していきますね。
1 布団を干す
「人は寝ている間にコップ一杯の汗をかく」と言われています。
コップ一杯でだいたい200cc、これが1週間たまると約1400cc と約1.5リットルのペットボトルと同じくらいの量の汗を、人は寝ている間にかいているのです。
寝汗のひどい人や夏の暑い日にアルコールを飲みすぎたあとは、もっと汗をかいている可能性が高いですね。
そしてその水分はどんどん布団に溜まっていくことに…
その布団をそのままにしていると、どんどん布団に水分が吸収されて布団は常に湿った状態になっていますよね。
その布団をそのままにしておくと、寝ていない時に布団はどんどん水分を空気中に放出していますので、その結果、寝室はいつでも湿度の高い状態に…。
(そして布団やマットレスのカビの原因になったりもします)
なので対策としては、定期的に布団を干して布団の中の水分を放出してやることで、寝室の湿度が高くなるのを防ぐことができますよ~。
布団を干す頻度や時間についてはこちらの記事にまとめてありますので、一度目を通してみてください。
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2 適度な換気をする
先程も書きましたが、布団は汗を吸収していますので、干した直後以外には常に湿っている状態になっています。
なので、布団から水分が蒸発していきますので、その結果、寝室の湿度は常に他の部屋よりも高い状態と言ってもいいでしょう。
そこで対策として必要になってくるのが「換気」です。
リビングは毎日換気しているけど、寝室はそんなに換気していない…って人、多いんじゃないでしょうか?
出来れば毎日30分!でいいので寝室の窓を開けて換気をしましょう。
3 寝室に水分を持ち込まない
寝室に水分を持ち込んでいませんか?
といっても、コップやペットボトルといったわかりやすいものではなく…例えばお風呂上がりい脱衣所はちょっと寒いからといって寝室で髪の毛を乾かす…なんてことしていませんか?
髪の毛に含まれていた水分ですが、寝室で乾かすことによって、寝室の湿度を上げる原因になってしまっているんです。
また、髪の毛以外では「バスタオル」なんかもそうですね。
濡れバスタオルを寝室に持ち込むことによって、バスタオルに含まれている水分が蒸発して寝室の湿度が上がってしまいますよ~。
なので対策としては、水分の含まれているのもは寝室の持ち込まないように気をつけましょう。
次に、寝室の湿度が低い時に上げる方法を紹介していきますね。
・湿度が低い時に上げる方法
寝室の湿度が低い時の原因ですが、
・もともと空気が乾燥している
・湿度が逃げている
の2つが考えられます。
なので、対処法についてもこれまた原因別に違ってきますので、それぞれの原因の説明とそれにあった対処法について紹介していきますね。
1 空気を乾燥させない工夫をする
もうこれは仕方ない・・・ジメジメした湿った季節があるかと思えば、空気の乾燥している季節ももちろんあるんです。
なので、空気が乾燥している季節においては、寝室とはいえしっかりと乾燥対策をしていきたいですね。
乾燥対策としては、
- 濡れたタオルをハンガーにかけて吊るす
- 洗濯物を部屋干しする
- 加湿器を使う
と、いろいろな方法がありますので、自分にあった方法でやってみてくださいね。
とはいえ、先ほども紹介したように、人は寝ている間にコップ一杯分(約200cc)の汗をかく、と言われています。
なので、寝室は他の部屋と比べて空気中に含まれる水分量は多いので、そのへんも考えながらうまく調節してくださいね。
あまり加湿しすぎると、カビが発生してしまったりしますので、気をつけてください。
2 湿度を逃がさないようにする
空気中の湿度が逃げている…ってあまり聞いたことがないと思いますが、逃げてしまっています。
どこから?といえば、窓から…
といっても、空気中の水分が勝手に窓をあけて「よし気づかれないうちに逃げ出すぞ!」ってやっているわけでゃなく、窓の中と外の温度差によって、室内の空気中の水分が逃げてしまっているのです。
その犯人は、「結露」なんです。
夏の暑い日に冷たいコップに水滴がついてしまう、あれ!・・・空気は急激に冷やされると、その中に含まれていた水分が水滴となってしまうのです。
なので、加湿器などを使って室内の湿度をいくらあげても、窓が防寒対策されていないと、室内の空気が窓で冷やされて、その結果、水分が結露になってしまうのです・・・。
これでは、「お風呂の栓を抜いたままバスタブにお湯を貯めようとする」くらい無駄な努力なんですよ。
ということで、窓の防寒対策をしましょう!
私のおすすめは、断熱シートを貼ること。
断熱シートの貼り方に関しては、こちらの記事
断熱シートの効果については、こちらの記事
が、それぞれ参考になると思います。
まとめ
いかがでしたか?
長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめると、
◆寝室の湿度が高い時に下げる方法
1 布団を干さない
定期的に布団を干して、布団の中に含まれている水分を出してやりましょう。
2 換気をしない
定期的に換気をして寝室にこもった湿気を逃してやってください。
3 水分を持ち込む
・濡れた髪の毛を寝室で乾かす
・濡れたバスタオルを寝室に持ち込む
と、寝室に水分を持ち込んでいませんか?
こういった些細なことでも寝室の湿度を上げる原因になりますので、気をつけてくださいね。
◆寝室の湿度が低い時に上げる方法
1 もともと空気が乾燥している
ジメジメした湿った季節があるかと思えば、空気の乾燥している季節ももちろんあるんです。
乾燥対策としては、
- 濡れたタオルをハンガーにかけて吊るす
- 洗濯物を部屋干しする
- 加湿器を使う
などの方法を試してみてください。
2 湿度が逃げている
結露によって室内の空気に含まれる水分が奪われ、その結果、湿度が下がってしまうことがあります。
なので、結露を防ぐために窓に断熱シートを貼るなどして、窓の防寒対策をきっちりやってみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合いただき、ありがとうございます。