吸盤の吸着力を復活させたい!
・洗面台の歯ブラシ立てがよく落ちる
・キッチのスポンジ台がはずれ始めた
・タオルを掛けた途端タオルハンガーがドサッと
・吸盤のフックに物をかけたとたん…
と、吸盤の吸着力が弱くなってしまうと、每日のように落ちてしまい、なんだかイライラきてしまいますよね。
私の場合も、「キッチン」や「洗面所」と言った、日常生活のいろいろな場面において吸盤を使っているのですが、以前でしたら吸盤を付けなおしてもすぐはがれてしまうことが何度かありました。
しかも、一度取れてしまった吸盤って、再度くっつけても、なかなか以前ほどのパフォーマンスで仕事をしてくれなくなってしまって、はがれてしまうのが癖になってしまうんですよね。
「吸盤が取れたので再度つけ直したけど、大丈夫だと思って後ろを振り向いた途端、ドサッと…」
なんて、日常生活の「あるある」ではないでしょうか?
はがれてしまった吸盤をそのままつけ直しても、すぐに取れてしまう場合は、ちょっとした工夫が必要になってきますので、本日はそれを紹介したいと思います。
Contents
吸盤を復活させる為の3つのテクニック
それでは吸盤を復活させる方法を紹介していきます。
まず最初は、家庭にあるもので簡単にできる無料のテクニックを3つ紹介しますね。
1 吸盤の吸着面と壁をよく洗う
吸盤が落ちてしまう原因のひとつに、
「吸盤のゴムの部分や壁にゴミなどの異物がついていて、しっかりと吸着しない」
と言った点があげられます。
なので、吸盤の付きが悪いのであれば、まず最初にしておきたいことは、
・吸盤の接着面
・壁の接着面
この2つをキレイにすること。
これだけでもかなり違いますので、吸盤がよく落ちるのであれば、まずは最初にやってみてください。
2 吸盤を熱湯などであたためる
もしかしたら、吸盤のゴムの部分が柔らかくなく固いままなので、柔軟性がなくなって吸着力が落ちている場合があります。
こういった場合は、吸盤を柔らかくすることで、吸着力が復活します。
そのためにできる一番簡単なことは、「熱湯をかける」こと。
ようするに、吸盤のゴムの部分に熱を与えてあげて柔らかさを取り戻してもらうことで吸着力を復活させてあげるのです。
これは、「熱湯をかけてあげる」だけでなく、
・ドライヤーで熱風をかける
・湯船につからせる
と、ようは熱を加えてあげて吸盤のゴムの部分が柔らかくなればOKですよ。
私の場合、お風呂に入る時に吸盤を持ち込んで、「吸着面の掃除」と「熱を与えて柔らかくする」をやっています。
3 ハンドクリームを使って吸盤を復活させる
・吸着面をしかり掃除した
・熱を与えて柔らかくした
これでも吸着力が復活しない場合は、もしかしたら、吸盤の吸着面に細かい傷が入っていてそこから空気が入ってしまい、その結果、吸盤がよく落ちるといった可能性が考えられます。
なので、こういった場合に有効なのは「ハンドクリーム」
ハンドクリームの成分が、吸盤のゴムの部分の表面についている細かい傷を埋めてくれますので、吸着力が復活して、元通りの吸着力になります。
ただ、ハンドクリームを使って吸盤を復活させる場合、注意が必要です。
ハンドクリームを使う場合、量はほんのちょっと、米粒くらいで!
あまりつけすぎてベタベタしてしまうと、かえってくっつかなくなってしまいます。
youtubeで動画がありましたので、こちらが参考になると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=f8RxPxf0Z38
と、家庭にあるもので簡単に吸盤を復活させる方法を3つ紹介しました。
これでもイマイチな場合…とくに、吸盤に問題があるのではなく、自動車のダッシュボードみたいにデコボコしているなど、吸盤を付ける部分に問題がある場合は、吸盤を復活させても駄目な場合もあります。
これて、吸盤に問題があるのではないので、吸盤を付ける部分にちょっとした工夫が必要になてきます。
その辺の工夫も次に紹介していきますね。
吸盤を取り付ける壁にできる工夫
吸盤を取り付ける壁が、
・ザラザラしている
・デコボコしている
・吸盤との相性が悪い
といった理由で、吸盤がつかないのであれば、吸盤ではなく、吸盤を取り付ける壁に何かしらの工夫が必要になてきます。
とくに、「車のダッシュボードにカーナビを取り付ける」などといった場合は、ダッシュボードの表面はザラザラしている場合が多いので、カーナビを吸盤で付けてもすぐはがれてしまうことはあります。
そんな場合でも使える裏ワザを3つ紹介していきます。
吸盤を貼る場所がザラザラしているなら透明なテープで
吸盤の吸着力ですが、これは吸盤と壁の間を真空に保っていることで、吸盤が落ちずにそのままでいるのです。
なので、吸盤を取り付ける壁の表面がザラザラしているのであれば、その僅かなデコボコから空気が入ってきてしまい、吸盤の粘着力が落ちて、結果的に、
「吸盤を付けてもすぐはがれる」
と言った状態になってしまいます。
なので、吸盤をはりたい壁がザラザラしていたり、傷がついているのであれば、その部分に透明なテープを貼ることで、吸盤の粘着力が格段に上がることもあります。
吸盤用補助板
吸盤接着用シールってご存知ですか?
こんな感じのものなのですが、ホームセンターやダイソーなどの100均で手に入れることができます。
吸盤を付けたいとこの部分がザラザラしていて吸盤をそのまま付けてもなかなか吸着力がなく、時間が立つと落ちてしまうのであれば、「吸盤用補助板」を使ってみるのも一つの手です。
吸盤用の補助版の使い方ですが、とても簡単。
つけたいところに貼り付けるだけ。
こちらの動画が参考になると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=Ot4M73Te6HQ
https://www.youtube.com/watch?v=Z7UrTmtdlbQ
最後の手段、特殊ペースト
今回、吸盤を復活させる方法を調査したところ、
・布
・紙
・木材
といった普段では吸盤をくっつけるのを諦めてしまうような場所に吸盤を付けてしまう特殊ペーストを見つけました。
上に書いた5つの方法が駄目なら最後の手段でこれを試してみる価値は大いにあると思います。
とくに自動車のカーナビをダッシュボードにつけるときには、これがおすすめ。
動画をみてもらうとわかると思いますが、吸着面がきれいに仕上がりますので、違和感なくスマートに仕上げることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=qQGleZoi9yM
まとめ
今回紹介した、吸盤を復活させる6つの方法を、もう一度要点だけまとめてみると、
◆吸盤と接着面をよく洗う
吸盤や接着面にゴミがついていると、せっかく吸盤を付けてもゴミの部分から空気が入ってきてしまいますので、接着面はキレイにしましょう。
◆吸盤を熱湯などであたためる
吸盤の吸着力の低下の原因の1つに、吸盤が固くなってしまっていることがあげられます。
熱湯にひたすなどして吸盤をあたためてあげると、吸盤は柔らかさを取り戻しますので、その結果、吸着力は復活します。
◆吸盤にハンドクリームを塗る
吸盤や壁に細かい傷がついている場合、そこから空気が入ってきて吸盤の吸着力が失われる場合があります。
そんなときは、吸盤の表面にハンドクリームを塗ると、ハンドクリームの成分が細かい傷を埋めてくれますので、吸盤の吸着力が復活する場合があります。
◆吸盤を貼る場所がザラザラしているなら、透明なテープを貼る
吸盤をはりたい場所の表面がザラザラしているのであれば、透明テープを貼ってみてください。
透明なテープを貼りその上から吸盤を貼ることで吸盤の中に格段に空気が入ってこなくなり、吸盤が落ちにくくなります
◆吸盤用補助板という手も
吸盤を貼り付ける場所専用の「吸盤補助板」といったものもあります。
これも吸盤を付けるところにあらかじめ貼っておくことで吸盤の吸着力を格段にあげてくれます。
◆特殊ペースト
吸盤を落ちなくして、しかも、使わなくなったらはがせる特殊ペーストを使うという方法もあります。
と、吸盤を復活させる方法は全部で6種類!
この中で、
・吸盤をキレイにする
・よくあたためて柔らかくする
・ハンドクリームを塗ってみる
といった対策はすぐできると思いますので、まずはこれらの方法を試してみてください。
本日の記事は以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。