エアコンのドライ(除湿)は寒い!その原因と簡単にできる対処法!

エアコンをドライにすると…寒い!

今日は雨だし、洗濯物は外に干せない。

なので部屋干しをしたいけれど、エアコンのドライ(除湿)機能を使うとなんだか寒くて居心地が悪い。

なんとかならないの?

と、お悩みではないですか?

たしかにエアコンの除湿(ドライ)機能を使うと、湿気特有のジメジメベタベタ感はなくなって空気がサラッとしてきますが、部屋の温度が下がってしまうのは嫌ですよね。

そこで本日は、エアコンをドライにすると寒くなる原因と、その対処法について紹介していきますね。

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 エアコンをドライにすると寒くなる原因

エアコンを「ドライ運転」にすると寒くなってしまうことがありますが、その原因を知っていますか?

その原因は、「エアコンが作っている温度差」にあります。

エアコンのドライ機能をわかりやすく説明すると、「冷たい飲み物が入ったコップ」に例えることができます。

夏真っ盛りに冷たい飲み物が入ったコップをそのまま置いておくと、コップに水滴が付きますよね。あれってコップによって空気が冷やされた結果、大気中の水分が大気にとどまることができなくなって、水滴として、コップの外側につくのです。

エアコンのドライ機能も一緒。

エアコンの内部を冷たくして空気を循環することでエアコンの中に水滴が作られ、その結果、大気中の湿気を水分として取り除いているのです。

なので、どうしてもエアコンをドライ運転にすると空気が冷やされるのですが・・・。

(最近のエアコンに関してはこの点が改善されて、湿気を取り除いた空気を再度温めてくれる機能を持ったエアコンがあります)

でも…寒いのはなんとかならないの?

そうですよね。

部屋の湿気は取りたいけど快適さが損なわれるのであれば、ちょっと残念。

なので、部屋の湿気を取る方法と、なるべく湿気を出さない方法を紹介していきますね。

エアコンのドライ機能をなるべく使わない方法

「エアコンのドライ機能は寒くなるからなるべく使いたくない!」

ということで、エアコンを使わないで除湿する方法ですが、調べてみたのですが、

・新聞紙を使う
・重曹を使う
・炭を使う
・ペットボトルを使う

といった方法を見つけることができました。

それぞれわかりやすく紹介していきますね。

新聞紙を使って湿気を取る

家においてある本がいつの間にか波打っている・・・なんてことありませんか?

それは本が、空気中の湿気を吸い取って、変形してしまっているからなんです。

そう、紙には空気中の湿気を取り除く作用があります。

なので、湿気取りには新聞紙がとても有効!

もちろん新聞紙を置いておくだけでも効果がるのですが、より効果を高めるために一工夫!

といっても難しいことではなく、「新聞紙を広げて丸めるだけ」です。

新聞紙をそのまま使うのであれば、紙と紙が重なっていますので表面積が狭くなっていますのでちょっと非効率。

それじゃあ!ということで、新聞紙を広げて使ってもいいのですが、それだと今後は邪魔になってしまいますよね

なので新聞紙をクシャクシャっと丸めてポイっとしておくだけでも新聞紙が勝手に湿気を吸い取ってくれます。

重曹を使う

重曹を使って湿気を取り除く方法もあります。

やり方は簡単で、空の瓶に重曹を入れておいておくだけ。

ただコレの不便なところは、広い部屋だとそれなりの量を使うこと、かな。

なので実際には、「下駄箱」や「クローゼットの中」といった狭い場所でしか使えない方法です。

重曹は湿気を吸うと固まってきますので、そうなってきたら取り替え時。

そういえば、

・塩
・洗剤

なんかも湿気を吸うと固まってきますので、この辺も限定的ではありますが湿気取りには使えそうですね。

炭を使う

バーベキューや焼き肉なんかで使われる「炭」にも湿気を取る効果があります。

なので、部屋の中においておけば、空気中の水分を吸収してくれますので湿度を下げる効果が期待できます。

論より証拠!検証動画がYouTubeにありましたので、炭の除湿効果について気になる方はこちらの動画で確認してみてください。

https://youtu.be/fN-1qjuXtnk

そして炭には除湿以外にも、「消臭効果」もありますよね。

そういえば、冷蔵庫や下駄箱の除湿、消臭剤の成分として「炭」が使われているものもありますよね。

ペットボトルを使う

先程も書きましたが、夏真っ盛りに冷たい飲み物が入ったコップをそのまま置いておくと、コップに水滴がつく原理を利用して、大気中の水分を取ることで湿度を下げることができますよね。

これって、コップだけでなく色々なもので出来ちゃいます。

その中で一番簡単に出来るのが、「ペットボトル」ではないでしょうか?

凍らしたペットボトルを部屋の中においておくと、水滴が付きますよね。

その水滴を定期的に取ってやることで湿度を下げることができます。

と、エアコンのドライ機能をつかわなくても部屋の中の湿度を取ることは可能です。

次に、部屋に湿気を持ち込まないために出来る工夫を紹介していきますね。

部屋に湿気を持ち込まない工夫

ちょっとした工夫をすることで、部屋の中に湿気を増やさないことができます。

例えば、

・部屋干しをする時はお風呂場で
・布団など水分を含んだものはこまめに干す

この辺ももう少し詳しく説明していきますね。

部屋干しをする時はお風呂場で

毎日雨が降っているから、洗濯物を外に干せない…

そんなときには部屋干しをしますよね。

ですが部屋干しをすると、洗濯物に含まれていた水分が大気中に逃げてきますので、その結果、室内の湿度が上がってしまいます。

なんだかジメジメする・・・とこれでは残念ですね。

なので、部屋干しをするのであれば、お風呂場に干しましょう。

そして浴場を閉め切ってからドライ機能をオンに!

こうすることで洗濯物から出る水分が浴場で換気されますので、部屋の中まで入ってくることはありませんので、湿度が上がる心配がないですね。

布団など水分を含んだものはこまめに干す

人は寝ている間にコップいっぱいの汗をかく(約200cc)」と言われています。

となってくると、一週間で1400ccと、大体1.5Lのペットボトル一本分ですね。これが家族4人分となると、おおよそ1.5リットルのペットボトル4本分!

この水分が、あなたが仕事や学校に行っている間に徐々に大気中に放出され、その結果湿度の高いジメジメした環境を作る要因となっています。

なので、晴れた日があれば、布団はこまめに干しておきたいところ。

以前調べた事があるのですが、布団を干す場合は、

「午前9時から午後3時の間の1時間」

で充分湿気が取れることがわかりました。

【関連記事】

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1時間であれば、ちょっとした時間を見つけて布団を干すことができますよね。

部屋の湿度をあげないために、そして、布団をカビから守るためにも、定期的に布団を干しましょう。

もしかしてフローリングでは?

そして部屋の湿気が高くなる原因の一つに、「フローリング」が挙げられます。

フローリングの床材は畳と違って湿気を吸ってくれません。

(そのかわり耐水性には優れていますので一長一短ですね)

なので、畳やござであれば多少の湿気であれば吸い取ってくれて、乾燥した時に放出してくれるのですが、フローリングの場合はそうは行きませんのでちょっとした工夫が必要になってきます。

※い草を使った湿度の変化の実験はこちらの動画がわかりやすいですよ。

https://www.youtube.com/watch?v=v-oKJSp60Uk&t=96s

フローリングそのままなのであれば、い草ラグなどを使って部屋の空気の湿気を呼吸させることで、湿度の調節が可能です。

(ついでにい草ラグを使うことでフローリングの傷対策にもなりますよ)

最近では、いろいろな種類のい草ラグが販売されていますので、お部屋の雰囲気にあったオシャレなものや落ち着いたものがきっと見つかると思います。

まとめ

いかがでしたか?

長くなってしまいましたので、もう一度要点をまとめてみますね。

◆エアコンをドライにすると寒くなる原因

エアコンのドライ機能は、エアコン内部を冷たくすることで温度差を作り、その温度差から水分を取り除くことで空気を乾燥させるようになっています。

◆エアコンのドライ機能をなるべく使わない除湿方法

・新聞紙を使って湿気を取る

新聞紙は空気中の水分を吸収しますので、丸めた新聞紙を湿気の多い部屋においておくことは湿気対策として効果があります。

・重曹を使う

重曹以外にも「塩」や「洗剤」といったものは実化を吸い込む作用があり、湿気をすこむと固まります。

・炭を使う

炭には空気中の水分を吸い込んだりする効果あります。

・ペットボトルを使う

凍らしたペットボトルを部屋においておくことで周りの空気が冷やされ、ペットボトルに水滴がつくことでウウ気中の湿気を取り除く作用がります

◆部屋に湿気を持ち込まない工夫

・部屋干しする時はお風呂場で

お風呂場をしっかり閉めて、浴室の換気をドライにすることで部屋の中に洗濯物の湿気を持ち込まないようにすることができます。

・布団など水分を含んだものはこまめに干す

布団など水分を多く含むものは、こまめに干して水分を逃してやりましょう

・フローリングでは?

フローリングは畳と違って湿度を調節する機能がありません。

なので、い草ラグなどを使うことで湿度を調節することができます。

と、これ以外にも、「濡れたバスタオルを室内に持ち込まない」とか「お風呂上がりに、髪の毛を濡らしたまま室内に入らない」など、湿気を抑える工夫はいろいろあると思いますので、気がついたことから実践してみてくださいね。

本日の記事は以上です。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。 

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